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先輩にとってNGプレイでもハリバートンには分からない?世代間のズレが面白い

Golden State Warriors
この記事は約5分で読めます。

こんにちは、AJです。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ロザンゼルス・レイカーズの第1戦、激戦となった面白い一戦でした。

プレイオフシリーズの第1戦を勝ったチームが7割方シリーズをものにするという業界にとって常識なほど有名なデータは選手たちにとっても意識されるものなのかも知れません。

その数字もあって毎回シリーズの第1戦はワクワクしますね。

ですが、今回の記事では試合内容というより面白かったコメントを紹介したく書かせてもらいます。

その会話は、この試合の終盤を見たコメンテーター達の反応です。

試合残り10秒の大事な場面、ウォリアーズのガード、ジョーダン・プールのシュートセレクションに対する意見の違いが生まれていました。

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現役選手のタイリース・ハリバートンをゲストに迎え、元NBA選手のチャニング・フライが試合を観戦しながら話している場面。

このふたりの会話が対照的な意見で、笑ってしまいました。

Tyrese ‘I’m shooting, I’m shooting if I’m Jordan. I feel you Jordan.

I would have shot that too.’

Channing Frye ‘… that’s why you’re here with us.’

ハリバートン「俺なら打つよ、俺は打つ。もし俺がプールの立場であってもね。俺が彼でも打ってたと思う。」

フライ「だから君は今ここにいるんだよ」(プレイオフに行けてない)

-Tyrese Haliburton and Channing Frye
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皮肉もたっぷり混じった返しですが、流石人徳のある2人、お互いに爆笑して受け入れている部分はとても好感が持ててこっちも安心して笑えますね。

プールがシュートを打った時点でもチャニング・フライは「なんてこった!」って反応を繰り返しているのに、一方のハリバートンは「何がダメだった?もう一回見せて!」と軽く混乱する程ダメな事が分かっていなかった様子。

フライは引退していて、ハリは現役と世代は違いますが、お互いスリーポイントの名手として地位を築き、築こうとしている2人。

その2人の判断が全く違うのは興味深いところですが、その世代間の差が生んだ意見の相違のように思いました。

現代バスケはラインから離れた位置でも平然とスリーポイントを打つのが日常茶飯事になり、珍しいものではなくなっています。

スリーポイントの需要性も年々増す現代バスケのど真ん中でプレイしているハリバートンにとっては、「オープンだったら多少距離が離れていても打つ」選択は普通なんでしょうね。

チャニング・フライも当時センターとしてスリーポイントを中心とした得点力はかなり前衛的だったと思いますが、ここは意見が合いませんでした。

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残り10秒で3点差を追いかける状況なので、スリーポイントを狙うべき意見は一致しているはずですが、フライは「もっと近い位置で狙うべきだった」と主張。

ここの意見では、AJはどうしてもフライの意見寄りになってしまいますが、これは世代による判断の仕方の違いだったりするんでしょうか?

フリーだったら打ったほうが良いとはいえ、ジョーダン・プールの待っている場所が最初から離れすぎているように見えましたが…

「これだけ離れていたからここまでオープンで打てたんだ」っていう意見も多いんですかね?

気になるその瞬間のコーチの判断も確認してみました。

Steve Kerr “I had the timeouts left but I saw them double-teaming Steph at half court. So I knew somebody was gonna be wide open if we could just the ball out.

Steph did a great job. You got the ball out of the trap, and Jordan was wide open that’s a shot he can hit… so happy with that possession and Jordan had hit 6 threes already so its a great shot for us.”

スティーブ・カー「タイムアウトは残っていたけど、コート中央でステフがダブルされた事に気がついた。ここでボールを上手く回せれば誰かがワイドオープンになると思ったんだ。

ステフはそれを理解して良い判断をしてくれた。トラップからボールを捌いて、ジョーダン(プール)が決めれるワイドオープンを作り出せた。

だからあのプレイには満足している。ジョーダンはこの試合6本スリーを決めていたから私たちにとって素晴らしい選択だった。」

-Steve Kerr on Post-Game interview
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ポストゲームインタビューのコメントを聞く限り、チームにとっては何も問題ないシュートセレクションだったという判断みたいですね。

カーも言っていますが、この日プールのアウトサイドシュートが好調だった事も加味されているのかもしれません。実際この試合での彼のシュートはスリーポイントから離れ気味な位置からのシュートが良い感じでネットに吸い込まれていました。

チャニング・フライとしては、もう一歩近づいた方が…という事だとは思いますが、ウォリアーズのプレイスタイルやプール自身のオフェンススタイルを踏まえても許容内という事でしょう。

カーがフェニックス・サンズの社長時代にフライはサンズでプレイしていたと思うのである程度交流はあると思うのですが、

ある意味センターとしてスリーポイントシューター先駆けの1人と言えるフライと、歴代トップレベルのサイドキックシューターだったカーの意見の相違もトピックにして対談して欲しいくらいですね。

世代のバスケ感の違いによるコメントの違いがちょっとしたエンターテイメントになった瞬間でした。

Jordan Poole and the disconnect between three-point volume and efficiency
There’s a disconnect between the number of shots he takes and the rate at which he knocks them down.

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