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ユタ・ジャズが絶好調。コロナ禍におけるシーズンでの高いプロ意識

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こんにちは!IBです。

早いものですがクリスマスゲームを迎えましたね。色々な話が盛り上がっていますが、

本日は、今シーズンも安定感抜群のユタ・ジャズについて。

現在リーグ3位(ウエストでも3位、ウォリアーズとサンズに次ぐ)と今年こそ優勝候補の一角であり完成されたチームです。

クリスマスはダラス・マーベリックスと対決。彼らの欠場メンバーは

  • ルカ・ドンチッチ
  • ティム・ハーダウェイJr.
  • レジー・ブロック
  • マキシ・クリーバー

といったメインメンバーです。大痛手なロスターですね。

対するジャズは欠場メンバー無し。万全です。

欠場リストなんかを見てみると、明らかに若手がプロトコル入りしているケースが多い気がします。街で夜遊びなどする事が、濃厚接触に直結する事との因果関係を感じずに入れません。

NBA COVID-19 Health and Safety Protocols: Current list of players sidelined | Sporting News India
Which players are out due to protocols?

都市部の選手達は遊びまわってないか、心配な世界ですよね。

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そんな中ユタが本拠地のジャズですが、さすがの安定感。ユタはあまり遊ぶ場所が多い土地とも思えず、更にある程度のベテランが多い事もありバスケットボールに集中する事が普通なのかもしれないですね。

尚、プロトコルにおける欠場対象は必ずしも陽性の選手のみではありません。

ワクチン済みの選手は陽性反応が出たら、または濃厚接触者となれば欠場となります。

しかしワクチン未摂取のプレーヤーはガイドラインでは「感染リスクの高い行動、飲食店やバーも含む」行動が制御されており、濃厚接触者の可能性がある、といったレベルで欠場を余儀なくされる事があるかと思います。

例えばワクチン摂取を拒否しているカイリー・アービングなんかは陽性ではなく、行動制限違反によるプロトコル入りの可能性など考えられますね。

しかしその他大半のプロトコルによる欠場プレーヤー達は陽性反応では無いかと思われます。

MSN

更にNBAコミッショナーのコメントでは、下記のような実態が。

  • シーズン中断の予定は無し
  • 3回目摂取をした選手からは感染事例は非常に少ない
  • 97%の選手はワクチン接種2回完了
  • 67%の選手は3回目も完了
  • 直近の陽性選手のうち90パーセントはオミクロン株
MSN

こういった中、まだまだ油断せずコロナ対策が求められるという事ですね。そんな中欠場者を最小限に収め素晴らしい成績を残す、ユタ・ジャズは良いシーズンを送っています。

  • 平均得点は117点でリーグ1位
  • 平均失点は106,7でリーグ6位
  • 平均FG %は47,7%でリーグ1 位
  • 平均3pt成功数は15,6本でリーグ1位
  • 平均FT成功数は17,4本でリーグ1位
  • 平均リバウンドは47,4本でリーグ1位
  • 平均ブロックは5,4本でリーグ8位

そして、平均+/- は平均+10,3点でリーグ2位。

1位のウォリアーズとわずか0,1点差です。

パッとしない方のスタッツはこちら。

  • 平均アシストは22,9本でリーグ20位
  • 平均ターンオーバーは14,7本でリーグ20位
  • 平均スティールは7,2本でリーグ20位

いずれにせよ、文句なしの優勝候補の一角です。穴も無ければ選手層もとんでもなく分厚いですね。

スターターは主に、

  • マイク・コンリー(リーグトップシューターかつ堅実な司令塔)
  • ドノバン・ミッチェル(平均25点のエースプレーヤー)
  • ボヤン・ボグダノビッチ(セカンドパンチ、高精度シューター)
  • ロイス・オニール(優秀な3&D)
  • ルディ・ゴベア(世界最高のリムプロテクターかつ3番手のスコアラー)

の不動の5人。そして控えから

  • ジョーダン・クラークソン(6thマン賞、最高クラスのインスタントスコアラー)
  • ジョー・イングルス(昨年までのスターター、玄人好み代表格)
  • ルディ・ゲイ(元USA代表ウイングスコアラー)
  • ハッサン・ホワイトサイド(ブロック王は常に射程圏内センター)

が出てきます。

ほぼ、この9人で回すローテーションで抜群の安定感があります。フォワードのエリック・パスカルなんかはじきにアジャストし活躍してほしい若手ですね。

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そんなジャズのオフェンス面の特徴は、ピックアンドロールが非常に多い事。

ピックの仕掛けからのボール保持者のシュートは平均26,8回、得点は27,6点でリーグ1位(2位はホークスの25点なのでダントツの1位となります。)。

ピックの展開からのスクリーナーのシュート成功率も58,4%でリーグ5位と、得意な展開としています。

ジョン・ストックトンとカール・マローンの時代から変わらない特徴である、、のはたまたまでしょうか。

ディフェンス面の特徴は常にゴベアやホワイトサイドがインサイドを制圧している事。

リーグ最高のリムプロテクターが2人チームにいれば、どういった状況でもアウトサイドにタイトにあたれる事は大きな強みです。

そんな彼らには今年、「離脱が少ない事」というコロナ禍ならではの特徴が加わった様に思います。

それは決して偶然ではなく、チーム内へ浸透している価値観が影響しているのではないかと思います。

エースのミッチェルはこうコメントします。

“So you got to go out there and put on a show and have fun. It doesn’t matter what’s going on,” he added. “Obviously, it would be nice if everybody was out there and healthy, but we control what we can control, and I’m gonna be excited to play out there. I know my teammates are. I know the Mavs are. It doesn’t matter what’s going on. It’s a special day, it’s a special game, and it’s an honor to play on that day.”

(クリスマスゲームは憧れだという話題について)とにかく良い機会だから試合に出て良い試合を見せるべきだ。皆が健康で出れればより良いが、自分に出来る事をするしかない。私もチームメイトもプレイできる事に興奮している。マブスもそうさ。何が起こっていても関係ない、特別な日でありクリスマスゲームをプレイ出来るのは名誉なんだ。

司令塔コンリーはとにかく冷静です。

“I think we’re all kind of prepared for, at some point, it to creep in, because it’s everywhere,” said Conley. “And right now, it’s on all of us to be responsible and to try to practice our social distancing; we’ve got new requirements from the league in order to help with that around our locker rooms and in public. So, just trying to wear our masks and do our best to not catch it.”

チームは準備できている。コロナウイルスはどこにでもあるんだ。プロとして、感染しない様に気をつけながら練習や試合をする事は我々の義務だ。選手に対して新たな要求が日々加えられているが、理解してチームとしてリスクを減らせる様に努めている。

そしてかつては軽率な行動が見られたゴベアも、今はシーズンに集中しています。

“We’ve played in front of thousands of fans every night, we get on planes, we get on buses,” Gobert pointed out. “Sometimes it’s things you can’t avoid, but you can try to reduce the chances, and that’s what we’ve been doing.”

たくさんのファンの前で毎晩プレイし、共に移動をしている。悪い出来事を回避できない様な状況もある。でも試合の為にリスクを減らしていく必要があるんだ。

そしてジョー・イングルス。

“We’re all human, and no one’s trying to catch this on purpose, or transmit or pass it on on purpose,” said Ingles. “We’ve just got to do the best we can. I don’t want to jinx anything, but so far we’ve been pretty good at doing that as an organization, so we’ve just got to keep on that trend, and see where that takes us, to a certain extent.”

我々は皆人間なんだ、感染しない様に注意するしかない。出来る事を怠らずに行うだけだ。組織としてこれまではとても上手く行っている。このまま仕事に取り組み、変わる環境にプロとして対応していくんだ。

As Omicron wreaks havoc on their opponents, the Utah Jazz are ‘prepared for it to creep in’
The Utah Jazz are among the few teams not to have a player in the NBA’s COVID-19-based health and safety protocols this season, but with the Omicron variant rag...

1人ならず、複数の主力選手達が万全の心構えに見えるジャズ。今年は優勝候補筆頭の1チームかもしれません。

個人的な感想では、彼らの様なチームが勝つ事は都市へのインパクトも大きく期待したいですね。第二のスパーズを目指して欲しいですし、いつかユタに行ってみたいものです。

今シーズンは感染症の影響もありコンディショニングも重要な中、実力・環境共に万全な優勝候補。ジャズに大注目です!

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