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ドレイモンド・グリーンが”自分達がNBAで歴代最強ビッグ3になり得る”と思う理由①

Golden State Warriors
この記事は約8分で読めます。

こんにちは、AJです。

ここ数年、NBA選手本人たちがNBAについて語るユーチューブチャンネルやポッドキャストが増えている事をご存知でしょうか?

元々自分の練習風景やオフシーズンを映す動画を投稿する動きはあったものの、選手本人がリーグの内面から語るコンテンツを自分たち自ら発信するなんて、一昔前は考えられませんでした。

正直ファンからしても、コメンテーターがあーでもないこーでもないと言い合っている番組より、NBA選手たちが直接語り合っているほうが気になりますよね。

その中でもAJの1番のお気に入りチャンネルが、JJレディックのユーチューブチャンネル/ポッドキャスト。

今シーズン開始直前に引退を発表したレディックですが、自身の引退発表をしたのもこのチャンネル内でした。

JJレディックが引退発表をした自身の動画

引退の数年ほど前からこのチャンネルで本格的に活動し始めていて、選手の頃からNBA選手をゲストに招くなどして語る動画を提供してくれていました。

現在では主にESPN系の番組にも出演し、コメンテーターとしてのセカンドキャリアを歩もうと活動しているのがわかります。

もちろん、引退後も自身のチャンネルを中心にNBAを語る動画を発信していて、NBA選手が発信するNBA動画/ラジオというジャンルを開拓しているパイオニアの1人です。

そんな彼のキャリアと同じ道を歩もうとしているように見えるのが、ゴールデンウォリアーズのドレイモンド・グリーン。

彼もThe Volumeというチャンネル内で自身がNBAについて語る動画を提供し始めました。

また先日は現役選手でありながらもTNTとコメンテーター/アナリスト契約をし、プレイヤーとしては異例の活動を始めます。

Draymond Green will do TV analyst work for TNT as a player
Draymond Green is going into TV.

チャールズ・バークレーやシャック、ケニー・スミスなどがメインコメンテーターとして活躍する番組に出演するそうなので(既に出演し始めていますが)、今後、話し上手なDGがどう絡んでいくのか楽しみですね。

今後は引退後の事も考えて、こうやって活動していく選手がどんどん増えていくのかもしれません。

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実はこの2人が先日JJのチャンネルで対談していて、いろんな事を話してくれていました。

本編フル尺は毎度2時間弱にものぼるボリュームのあるコンテンツ

その中でも1番気になったトピックのひとつに、「2015年、FAになった時他のチームにも行く事が出来たはずだけど、なぜ行かなかったのか?」という裏話がありました。

https://youtu.be/dnx9W3x-x34
Green announces he's re-signing with Warriors
Draymond Green announced Wednesday night that he will re-sign with the Golden State Warriors on a five-year deal, with sources telling ESPN.com the deal is wort...

結局は5年$85M(現在のレートで約97億5千万円)の長期契約でウォリアーズに残留することになりましたが、交渉当初は(複数年で)$70Mしか出せないと言われていたDG。

当時デトロイト・ピストンズから”かなり高額な”オファーを受けていたということもあり、グリーンはウォリアーズ以外のチームに行く事を考えたと言います。

さらにセルティックスのダニー・エインジと会話を持ったそうですが、その後すぐにウォリアーズ側から再交渉の電話が。

結果、予想より大幅アップした金額提示を受け残留になったわけですね。

こんな話を本人の口からリアリティを持って聞けるのも面白い。しかし、グリーンが本当に興味深い話をしてくれたのはここからでした。

この話をした直後、こう切り出します。

「ウォリアーズ以外のチームでの成功はあったか?おそらくあったと言えるけど、現状のような形としての成功ではなかったと思う。

大勢の人が”ドレイモンド・グリーンはステフ無しではプレイできない、クレイ無しではプレイ出来ない”っていつも言う。

実際俺は彼らとプレイすることにアジャストしたよ、KDがいるときは彼にもね。でも、それは彼らとのプレイに慣れたからで、彼らとチームメイトになる以前の俺のプレイスタイルは全く違うものだった。

つまり、彼らがいない選択をしていれば俺のプレイスタイルは全く違うものになっていたと思う。」

“Could I imagine my career anywhere else?… Yes, but it wouldn’t be what it is.

you know, everybody always say, Draymond can’t play without Steph, or he can’t play without Klay…

The reality is, it’s like I’ve accustomed to play with Steph, and with Klay, and Kevin when Kevin was here. But the player I am today, I was a totally different player before I got accustomed to play with them.

The reality is my game would have just totally different.”

-JJ Reddick Youtube Channel

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ドレイモンド・グリーンは、フォワードとしてのゲームメイク・アジャスターとしての役割が強いことや平均得点がスターのそれとは見劣りするために、リーグトップ選手の中では存在の重要性に軽視される傾向にあります。

彼に対して、特に優勝経験のあるチームのオールスター選手として、さらには歴代最高ビッグ3比較として厳しい意見を展開する有識者も多く、ドレイモンド・グリーンは度々反論をしています。

もちろん、評価してくれる人も大勢いますが、グリーンはこれらの批判的な意見に対して意見を言いたかったんですね。

さらに彼は続けます。

「他のチームに移籍していたら同じような成功を収めていたか?どうとでも言えるけど俺は”そう思わない”と言うよ。だって現実に俺らは優勝しているから。優勝することは成功することの最たるものだから。

…でも、俺らが作り上げたチームは”マッチメイドヘブン”だったんだ。

他のチームでキャリアを送る選択をしていたら同じようなキャリアは歩めなかっただろうけど、ステフやクレイにも同じことが言えるはず。」

”Would I have had the same success that I’ve had? …what I will tell is “I don’t think so”. because the reality is we won. That’s the ultimate success you can reach.
(中略)..But the way we won and the way it all clicked and meshed together and how we all have skill-set and compliments each other… It was a match made heaven.
…I don’t think I would be the same but I also don’t think Klay and Steph would be the same. “

-JJ Reddick Youtube Channel

マッチメイドヘブン、つまり最高の組み合わせだったわけで、グリーン1人が押し上げられたわけではなく、チームメイトお互いがお互いを高め合えていると彼は言っています。

それにはAJも納得するし、ウォリアーズを見てきたNBAファンの人は誰でも納得できることだと思います。

余計に言えば、お互いが組み合わさる事ができるタイプ同士だったとも言えますね。

素晴らしい選手同士がタッグを組んでも、上手くいかなかったチームは今までゴマンとあります。まあ、どこからが成功と言えるのかでまた変わってくる部分ではありますが。

ウォリアーズのスプラッシュブラザーズと彼との融和性は、他では考えられないほどマッチしていると思えます。

特にディフェンス面ではチームの主軸を担っていて、彼がいないと成り立たない場面は多いのは事実。

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今シーズンだけで見ても、彼が出場していない18試合での成績は11勝7敗。

一見悪くないように見える成績ですがウォリアーズ自体の成績が現地時間2/1時点で39勝13敗。

13敗のうち7敗にグリーンの欠場が絡んでいるとなると、今季絶好調のチームにおいても彼の重要性は確認できます。

さて、これから本題のビッグ3議論に入っていくわけですが、さすがに長くなってきてしまったと思うので、続きは次回に持ち越しますね。

では、今日も楽しいNBAライフを。

AJでした。

続き↓

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