AJです。
現在少し順位を落としてしまっていますが、今年NBAで話題のチームのひとつとなったシカゴブルズ。
FAで獲得したデローザン(Demar DeRozan)は前評判を完全に覆し今シーズンMVP候補の1人になりました。
昨年まで1人でチームを支えていたと言っても良いザック・ラビーン(Zach Lavine)とのバラエティ豊かなオフェンスパターンを持つバックコートコンビは今年見てて楽しいチームの筆頭ですね。
プレイオフと無縁の加入時からチームを1人で支えてきたと言っても過言ではないザック・ラビーンは、今年スニーカー市場でフリーエージェントになっていた大物選手の1人でした。
シーズン開始前にアディダスとの4年契約が終了して以降、ナイキコービーなどのシューズを主に履いていましたが、先日ニューバーランスとのエンドースメント契約を締結したことをアナウンス。
ここ数年バスケットボール部門復活、ラメロ・ボール(Lamelo Ball)など有望若手選手との契約などによりプーマがバスケ業界で注目されていますが、個人的にはプーマと共にニューバランスは昨今目立って気になる存在になっているブランドです。
この2ブランド、どちらもほぼ同じ時期にバスケットボールラインを復活させ、バスケ市場に再び乗り込んだ注目の大手老舗スポーツブランド。
プーマはラメロを筆頭にカイル・クズマ(Kyle Kuzma)、ディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)、RJバレット(RJ Barrett)など若手を中心に、いわゆる有望選手の“青田買い“をして話題になりましたが、
その一方でニューバランスはカワイ・レナード(Kawahi Leonerd)を中心に若手からベテランをバランスよく獲得し、中でも大学に行かずニューバランスのインターンとしてドラフト前の一年を過ごす選択をしたダリウス・ベイズリー(Darius Bazely)は当時界隈で話題になりました。
インターンシップでなんと約1億円を得たという話もあり、ニューバランスのバスケットボールライン復活アピールは成功したと言えます。
プーマも複数人のベテランと契約していましたが、デマーカス・カズンズ(Demarcus Cousins)やルディ・ゲイ(Rudy Gay)など知名度はあるもののピークを過ぎた選手との契約が主で、販促の投資額としてはカワイやジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)などと契約を結んでいるニューバランスの方が予算をつぎ込んでいることが予想できますね。
そんな中、さらにもう1人有名ベテラン選手と契約に成功したニューバランス。
オールスターウィーケンドでもニューバランスを着用していたことから、ちょっとした噂はありましたがオファーがあったのは本当だったようです。
ニューバランスファミリーに入ることに際して、ザック・ラビーンはこうコメントしています。
「ニューバランスは選手としての自分だけじゃなく、人としての自分にも投資してくれるブランドだ。
そういった、コート外での活動についてもサポートしてくれる意欲があるブランドと契約したかったんだ。」
“New Balance is a brand that is investing in me not just as a player but as an individual.
I wanted to partner with a company that is equally passionate about supporting my interests beyond the court.”
-Zach Lavine on New Balance
複数年契約でのエンドースメント契約になったそうですが、今のところニューバランスのバスケットボールラインでシグネチャーラインを持っているのはカワイ・レナードのみ。
ザック・ラビーンにシグネチャーシューズを出す契約が含まれているのかは定かになっていませんが、今シーズンは同ブランドバスケラインのフラッグシップモデルであるTWO WXY(トゥーウェイ)を主に着用していくと予想されています。
オールスターで着用後ずっと使用しているTWO WXYは本人も気に入っているとのこと。
まだ発売されていない最新モデルのTWO WXY 2を履いていることも確認されています。
そして、もちろんのようにオフコートでもニューバランスを着用しているところが何度も撮影されています。
ミニマルなデザインから日本でも人気の高いニューバランス。おしゃれなラビーンの着こなしも気になる人が多いのではないでしょうか?
今回オフコートで撮られたこのスニーカーは3月に発売されたJJJJoundとのコラボ商品、990v3ですね。
投稿時点でゴールデンサイズを検索するとプレ値で8万円以上(ゴールデンサイズ)…うええ。
彼は契約者なので提供されているわけなんですが、コアなスニーカーフリークはこぞって欲しいキックスです。羨ましいですね。
さすがオシャレしてます。
ラビーンが語る”コート外でも自分自身に投資”をしてくれるというのは、こういったオフコートでのアウトフィットに貢献することも含まれているんでしょう。
スニーカー市場ではナイキとアディダスが絶対的な二強ブランドになっていますが、他人と違いを作りたいオシャレさんにとってこの選択はバスケ外の部分でも魅力的だったんでしょうね。
これからも影響力を拡大していくであろうニューバランス。
特に2年連続でオールスターに出場しているラビーンはこのまま行けばブランドの顔になること間違いありません。
彼のプレイや活躍だけでなく、彼が新しく契約したこの老舗ブランドのバスケライン参入にも注目すると、違った目線からもこれからの活躍が楽しみですね。
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