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NBAドラフト2022。ダイソン・ダニエルズはペリカンズにとって即戦力となるか?

Denver Nuggets
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はじめに

こんにちは!IBです。

本日はドラフト8位でニューオーリンズ・ペリカンズ入団となったダイソン・ダニエルズについて。

ダニエルズは198cm,90kgのシューティングガードです。

また、ルックスも相当に格好良いです。

オーストラリア出身、そして現在19歳である事からバスケットボールにおける世界のレベルの底上げを感じざるを得ませんね。

オーストラリアでのプロリーグ、そしてNBA下部リーグのGリーグ、イグナイトでのプレイ経験を持つプロ経験豊富な選手でもあります。

ちなみにイグナイトとは、若手選手の育成プログラムとして2020年に結成されたチームです。

それまでのGリーグ既存のチーム達に加え、育成の意味合いが強い組織ですね。

そんなイグナイトで目立ち見事8位指名をされた、ダニエルズはどんな選手なのでしょうか。

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バスケットボール経歴

ダニエルズは元々ノースカロライナ州立大学でプレイしていた父親、を持ち、7歳からバスケットボールをプレイしていたとの事。

2019年、つまり16歳の時にオーストラリアプロリーグのベンディゴ・ブレーブスへ入団したみたいですね。

なんと父親、リッキーがプレイしたチームであり、リッキーは同チームの永久欠番となる選手であった様です。

その後はジョシュ・ギディーに続きオーストラリア、キャンベラのNBAグローバルアカデミーでプレイをし、

オーストラリアでNBAグローバルアカデミーが正式オープン - スポーティングニュース
豪州でグローバルアカデミー開催

イグナイトでの一年を経て見事NBA入りをしました。

若さ、プレイスタイル、そしてオーストラリアのNBAアカデミー出身という事で共通点が多いギディーとの、NBAコートでの共演も楽しみな選手ですね。

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プレイスタイル

その後は前述のGリーグ、イグナイトにて

  • 29試合全てスターター出場
  • (以下平均)31,6分出場
  • 11,6得点
  • 4,7アシスト
  • 6,8リバウンド
  • 2,0スティール
  • 0,7ブロック
  • FG 45,3%(4,6/10,2)
  • 3pt 30%(1/3,4)
  • FT 53,3%(0,83/1,55)

を記録。

得点効率には課題が残るものの、オールラウンダーとしては満遍なく数字もインパクトも残している印象です。

そんなダニエルズのプレイスタイルですが、なかなか見つけずらいタイプの選手かもしれません。

  • ディフェンダーとしては万能
  • 優れたボールハンドラー
  • パスに長けている
  • シューティングはやや苦手

といった形で、図らずとも同じオーストラリア代表のジョシュ・ギディーや、もっと言うとベン・シモンズを思い出してしまいます。

ディフェンスでの多様性がある時点で、NBAでも十分に役割を得れる選手であるのではないかと感じますね。

オフェンス面では決定力に不安があるという評価です。

しかしながらデビュー前ですのでこれからいくらでも改善出来る懸念点ではないかと。

オフェンスに関しても、ダニエルズが目指す方向は「展開を作れるプレーヤー」に見えます。

下記はダニエルズが語った、NBAで参考にするプレーヤーについてです。

“Offensively, I’ve been watching Shai Gilgeous-Alexander and Luka Doncic,” he said. “I like the way they use their change of pace, creative passing and basketball IQ to read the game and make teammates better.

オフェンス面では、シャイ・ギルジャスアレクサンダーやルカ・ドンチッチを参考にしている。ペースを変えるスキルや、良いタイミングでパスを出せる事、またチームメイトを良い状態にする事に長けてるよね。

Defensively, I look at Mikal Bridges, Alex Caruso, Matisse Thybulle and Lonzo Ball. I like how they get over screens, read and impact the game. Personally, I want to play my role at a high level, helping a team win with my winning mentality and competing every possession on both ends.”

ディフェンス面では、マイカル・ブリッジスやアレックス・カルーソ、マティス・サイブル、ロンゾ・ボールなどをよく見ている。スクリーンに対しての対応や、展開を読む能力が凄いよね。個人的にも高いレベルでプレイをしたいし、オフェンスでもディフェンスでも勝利に貢献したいんだ。

ハンドラーとして、そしてディフェンス面でも期待出来るウィングのプレーヤーが目標ではないかと。

少なくともディフェンス面では計算が立っている上にオフェンスでも伸び代がはっきりしているだけに、高順位での指名は納得ですね!

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ペリカンズでのシーズン予想

ダニエルズがペリカンズに指名されたのは、良い巡り合わせであったと言える気がします。

チームにおいては、現在ガードプレーヤーは

  • CJ•マッカラム
  • デボンテ・グラハム
  • ホセ・アルバラード
  • カイラ・ルイスJr
  • トニー・スネル
  • ギャレット・テンプル

などがNBA経験のある層。

ダニエルズの様な、プレイメイクも出来てウイングポジションをこなせる、かつ身体能力の高いタイプの選手は比較的少ない様に思えます。

何より、ダニエルズの強みはディフェンス面での万能性だったりします。

イグナイト時代のハイライトは、スティールやブロックが多く、横の動きへの機敏性や間合いも申し分ない様に見えますね。

その為、上背はそこまで無いもののスキルフルなガード陣が揃うペリカンズにおいて、

このディフェンス力があるだけでもある程度の出場時間は確約と言っても良いかもしれません。

ルーキーとして指名されるチームとしては、出場時間が多そうな事はモチベーションが上がりますし成長に繋がりますよね!

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まとめ

ペリカンズは2021年のマッカラムの補強以来、急速に調子を上げた今年の注目チームです。

マッカラムやブランドン・イングラムヨナス・バランチュナスなどコアは抜群なポテンシャルがある上に、

期待のザイオン・ウィリアムソンも復帰するのではと言われています。

また、昨年ルーキーのハーバート・ジョーンズはウイングポジションプレーヤーとして、また同年代として助けになりそうです。

ダニエルズにとっては良い環境と思えますよね。

才能溢れるペリカンズ、そしてダニエルズに期待です!

参考↓

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