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やっぱり凄いぞワイズマン

Golden State Warriors
この記事は約9分で読めます。

AJです。

ついにプレシーズンが始まったわけですが、特に今回はジャパンゲームからのスタート。見逃すわけもありません。

優勝チームのウォリアーズがサポートメンバーを入れ替えての初試合、注目してしまう部分は多かったですね。

個人的に1番気になっていたのは新加入のドンテ・ディビンチェンゾとジャマイカル・グリーンがどれだけスムーズに溶け込んでいるかだったんですが

1番目を見張ったのは長い故障から復帰したジェームズ・ワイズマンでした。

控えからの出場ながら攻守で活躍を見せゲームハイの20得点9リバウンドを記録!

特にピックアンドロールやゴール下での連携はステフ・カリー、ドレイモンド・グリーンから供給される相性の良さを感じさせました。

ゴール下でガッツリ得点してくる選手は昨季チームには存在していなかったので、優勝チームの得点力にバリエーションと厚みを加えることになりそうです。

怪我で出遅れましたがドラフト2位指名の潜在能力は伊達じゃなさそうですね。

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ケヴォン・ルーニーの影響力

彼の成長に1番影響を与えてそうな選手がいます。

それがスターティングセンターのケヴォン・ルーニーです。

練習でも2人組で練習している風景が撮影されています。

このサイトでも何度も話されているケヴォン・ルーニーのディフェンス力。優勝には彼の貢献なくしてあり得なかったことが界隈でも度々力説されますが、

そのディフェンス力のあるケヴォン相手にシューティング、スクリメージを日々こなせる事はワイズマンの得点力アップに寄与していると見られています。

デラベドーバ獲得のメリットとしても以前言及しましたが、毎日の練習をレベルの高いディフェンス相手にできるのは確かに贅沢な環境。

特に実戦数を重ねるのが周回遅れになってしまっているワイズマンにとって練習でのインテンスの高さは彼にとってありがたいことですね。

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プレシーズンでワイズマンの実力を見定める

ウォリアーズにとってもこのプレシーズンはワイズマンがアピールできるチャンスの場にする意向が強そうです。

ヘッドコーチのスティーブ・カーは主力5人以外のローテーションについてまだ未定と明言しています。

この発言からもステフ、クレイ、ウィギンズ、ケヴォン、グリーン以外をどう使うかはプレシーズンでの活躍である程度決まりそうです。

プレシーズンで先程の5名は当たり前のように出場時間を抑えることが予想されています。

シーズンの勝敗に関係ない調整の期間ですから当然ではありますが、ジャパンゲーム1試合目でも主力は前半しか出場させない徹底ぶりでした。

クレイなんかは”調整”という理由で欠場する慎重さを見せています。優勝したとはいえ故障明けからまだ一年経っていませんもんね。

この間いろんな組み合わせが試される事が予想されていますが、ローテーション入り選手として確実視されているディビンチェンゾ、モーゼス・ムーディー、ジャマイカル・グリーン以外の選手が競い合う場になると予想されます。

1番機会を得られそうなのがクミンガとワイズマン。

ウォリアーズが世代替えをする時メインになると期待される2人です。

ここでこのままゴール下での活躍が出来れば、 確実なプレイミニッツを貰える選手になるでしょう。

怪我明けのブランクは動きを見ると影響なさそうです。

控えとしてプレイする分には今回のジャパンゲームでの25分程度が恐らく天井で、怪我明けのプレイタイム制限もそれほど考える必要はないでしょう。

やっぱり動けるビッグマンは見ててワクワクさせられます。ウォリアーズで連覇へ向けた1ピースになるところを見たいですね。

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復帰1年目に期待するのはリムプロテクト力

とはいえ、ワイズマンはオフェンスに関してまだ不安定と見ています。

今回20得点を記録したもののこれがアベレージではなさそう。

ルーキーシーズンでの39試合では平均得点が11.5得点(21.4分)。

直近のサマーリーグでの平均得点も10.5得点(19.9分)です。

出場時間に差はあるもののワイズマンのオフェンス力は停滞気味で、まだまだ成長過程ですね。

レギュラーシーズンで予想される控え出場としての立場を考えると出場時間は20分程度。

復帰1年目で残せる平均得点も同じ10得点を少し上回るくらいかなと個人的には予想しています。

試合中にもトライしているフックシュートやアウトサイドシュートがモノになってくると一気に突き抜けるかもしれませんが、しばらく得点の中心はピックアンドロールからでしょう。

ウォリアーズはオフェンス面でまだ成長過程にあるワイズマンに対して得点力の期待はそれほどしていなさそうです。

もちろん、バリエーションとしてゴール下の得点力に期待している部分はあると思いますが、チームオフェンスのコアになるとまではまだ言えなさそう。

オフェンス面に関しては頼れる選手がすでに多くいるチームなので、そこは気にしていないのかもしれません。

逆にすぐにインパクトを残してくれると予想できるのがゴール下でのディフェンス力です。

今年のサマーリーグで見せてくれたブロック平均2.0本のインパクトは強く、彼のオフェンス以上に注目された能力でした。

ウォリアーズが優勝をさらっていた2015-2018の間にも、ゴール下要員にはジャベール・マギーやアンドリュー・ボガッドの存在がありましたね。

彼らも限られた時間帯の中でゴール下の得点とリムプロテクトに貢献していた選手たち。

派手ではなくてもしっかり優勝に貢献していたサポートキャストです。

怪我からの復帰明けのシーズン、ワイズマンはそこのポジションとして貢献してくれるのを期待されそうです。

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練習量に裏打ちされた信頼

チームがワイズマンに期待を寄せる理由は、その運動能力ではなく練習熱心な姿勢にあるそうです。

「”今取り組んでいるのは基礎的な事だよ” 1週間前カーが言った言葉だ。

”彼の練習に対する姿勢は目を見張る、取り組み方、態度…チームメイトにも好かれている。みんな彼がどれだけハードに取り組んでいるか目の当たりにしてるよ”

”あとは経験値の問題だ。これからひたすら試合を経験して、成果が自然な形で現れるまで辛抱強く待たないといけない”」

“Now comes the foundational stuff,” Kerr said one week ago. “His work ethic is fantastic. His approach, his attitude — he’s beloved by his teammates. They are seeing how hard he works.

“So now it’s a matter of experience. He just has to keep playing, and we have got to continue to be patient and allow that development to happen at an organic, natural rate.” 

-Steve Kerr on NBC Sports
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Wiseman, Baldwin headline Warriors preseason storylines
There’s plenty to watch during the Warriors’ preseason, but James Wiseman and Patrick Baldwin Jr. top the list.

ワイズマンは夏の間毎日のようにジムと住まいを往復する生活をしていたそうです。

オフの間にウォリアーズが主催した合同練習にも一度も欠席した事はなかったとか。

トレーニングキャンプ入りする前日のメディアデーで本人はこう語っています。

「今はNBAのコートにつながる小さいゴールに向かって毎日練習している。 NBAのコートで戦わなくてはいけない”本物たち”に通用するようにね」

“I’m really working on small stuff that’s going to translate to the NBA, that’s going to translate to playing with the real guys.”

-James Wiseman
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NBCスポーツによれば、これこそがスティーブ・カーをはじめとするコーチ陣が彼に求めていること。

彼の恵まれた体格と身体能力はすでに折り紙つき。

彼らがワイズマンに教えられるのはこの毎日練習に取り組む日々の大切さで、それはすでに彼の新人時代からの体格の変化で効果が見られると自信を持ちます。

ファンはついつい彼がNBAでどれだけプレイできる選手なのか見定めたくなってしまいますが、チームは彼の成長を全く焦っていないのかもしれません。

それこそステフ・カリーやドレイモンド・グリーンが引退する頃にモノになっていれば良い位に思っているのかもしれませんね。

プロとして生き残るのに1番大事なのは日進月歩のマインドセット。

その面でワイズマンはチームからすでに信頼を勝ち得ているんですね。

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まとめ

今シーズンはおそらく控えからの出場が主な役割になるだろうジェームズ・ワイズマンですが、プレシーズンの1試合目からその可能性を見せつけてくれました。

その成長にはチームメイトのケヴォン・ルーニーやコーチ陣からの信頼が後ろ盾としてあるようです。

ビッグマンとしてゴール下の脅威になることを直ぐにでも期待してしまいますが、怪我からの復帰1年目としてまずスクリーン要員、そしてゴール下のリムプロテクトが役割の主な部分になると思います。

まだ1試合しか見れていませんが、この活躍を見ればローテーション入りは確実に見えます。

サポートキャストとしてのポジションながら将来の中心選手候補として、日々成長するところをレギュラーシーズンで見たいですね。

https://news.dayfr.com/sports/news/262379.html

他に参考にしたメディア:

Golden State Warriors Stats - NBA Summer League - RealGM
Golden State Warriors scores, news, schedule, players, stats, rumors, depth charts and more on RealGM.com

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