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日本代表として台頭する超絶シューター、富永啓生選手。経歴と現地評価について

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はじめに

こんにちは!IBです。

本日はNBA関連では無いのですが。

FIBAワールドカップ予選で、またアジアカップでも見事な活躍を見せる富永啓生選手について。

188cm80kg,現在はNCAA1部のネブラスカ大学でプレイする21歳の選手です。

ワールドカップ予選では台北相手に15分で17得点

オーストラリア相手に24分で18得点(5本のスリーポイント!)

と素晴らしい効率で活躍しました。

そして7/12からインドネシアで開催されているアジアカップではオーストラリア相手に33得点を記録するなど更なるインパクトを残し、日本の準エース格へ名乗りを挙げていますね。

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経歴

富永選手は愛知県の出身で、中高とも愛知県の学校へ通いました。

高校はあの有名な桜丘高校

高校3年生時のウインターカップで準優勝、更に6試合平均39,6得点で得点王となりました。

当時見ていた方も多いかとは思いますが常軌を逸したシュート力でしたね。

アンストッパブルでした。

その後はU-18の国際大会で影響を受けたと本人談もあり、海外思考が強まった様です。

まずはテキサスの短期大学、レンジャーカレッジへ進学し、

2年間の58試合で平均16,6得点、3pt%は48,3%(!)とエース級の活躍を残しました。

この2年には、NCAAでやっていくための学力的な準備の意味も多分にあったそうです。

そしてついにNCAA一部、アメリカ北西部のビッグ10カンファレンス所属、強豪ネブラスカ大学へ編入し1シーズンを過ごし、今にいたります。

大学バスケでの経験をしっかり日本へも持ち帰っており、3×3の日本代表としてオリンピックへの参加、

そして日本代表としてのワールドカップ予選参加、

アジアカップでの大活躍など一気に存在感を高めています。

ニックネームは「和製カリー」

ロゴからも簡単に射抜く、日本でも最高レベルでの注目と期待値がある選手です!

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ネブラスカ大学での爆発試合

富永選手ですが、NCAA1部のネブラスカ大学での1年目は

  • 30試合中スターター11試合
  • (以下平均)16,5分出場
  • 5,7得点
  • FG37,3%
  • 3pt33%

と、やはりこれまでの様には自由にプレイ出来ていない印象です。

NCAA1部でのシューターとしては188cmと上背もある訳では無いので、これからのアジャストに注目ですね。

しかしどの試合も目立たないかと言われればそうではありません。

11/27に行われたサウスダコタ戦では、23分の出場でスリーポイントは6本中5本成功、23得点をマークしチームを勝利に導きました。

ネブラスカ大学のヘッドコーチ、フレッド・ホイバーグも懐かしい方は多いのではないでしょうか。

ホイバーグも小兵ながら極めて確率の高いシュート率で、NBAで10シーズンに渡りプレイしました。

彼は時代に合った柔軟なタイプ。ファイブアウトや早い展開を好むコーチとして有名です。

それ故、富永選手がチームに参加する際のホイバーグのコメントなんかは、期待を感じますしホイバーグがコーチである事は富永選手にとって良い状況に見えますね。

“We are excited to add him to our team, he’s nicknamed ‘The Japanese Steph Curry’ and is truly an elite 3-point shooter with unlimited range and a quick release.””Keisei will make an immediate impact not only with his shooting, but also in floor spacing, as it will help us create driving lanes for others.”

富永選手が参加する事に興奮している、「和製カリー」は間違いなく素晴らしいスリーポイントシューターだ。限りなく広いシュートレンジを持ち、素早いリリースをするよね。シューティングではすぐにインパクトを残すだろう。その他にもスペーシングや、他の誰かがドライブに行くのを容易にしてくれると思うよ。

https://olympics.com/en/news/japan-new-nba-hopeful-keisei-tominaga-following-rui-hachimura

ホイバーグは現役時代はスポットアップシューター。

現ゴールデンステイトテンウォリアーズのヘッドコーチ、スティーブ・カー的な選手だったんですよね。

スティーブ・カーとステフィン・カリーの様に、ホイバーグが富永選手に良い影響を与えてくれそうです。

引き続き、ネブラスカ大学での活躍は必見になりますね。

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現地評価

富永選手は現地ではどの様な評価をされているのでしょうか。

ローカルな記事からですが、参考になるサイトがありましたので要約してみます。

Tominaga’s primary weapon is his jump shot as he was one of the best 3-point shooters in junior college during his two seasons at Ranger.

富永選手の最大の武器はもちろんシューティングであり、短期大学のリーグでは2年間、間違いなく最高レベルだった。

he wasn’t quite able to replicate that success at the Division I level last season, which is a problem for an undersized off-ball guard who doesn’t provide much playmaking off the bounce.

NCAA1部ではこれまで通りには活躍出来ていないが、オフボールからの小柄なシューターとしては良くない状況だ。プレイメイクが出来ればまだ良くなるはずだ。

と、概ね印象通りではありますがやはりNCAAの壁は感じざるを得ない内容です。

その他細かい分析を見てみると、

  • ポゼッション(ボールの保有) 富永選手がボールを持つ瞬間の33%が(2点/3点問わず)スポットアップでシュートを狙える状況
  • シュートセレクション① 33%の上記状況(シュート、パスドリブルなど全選択肢含む)のうち、55%以上はスリーポイントラインからキャッチアンドシュートを放っており、うち30%を決めている
  • シュートセレクション② 放ったスリーポイントの半数はチェックされた状態(Contested)で打っている
  • シュートセレクション③ スリーポイントのキャッチアンドシュートを放つ際の、半分は速攻の中で打っている
  • 意外な数字 ケースは少ないが、スリーポイントをフェイクに使って切り込んだ時のミッドレンジでの得点確率は60%近くと高い数字を記録

というところで、スリーポイントシューターとしての期待はかなり高いレベルにあるものの、マークはかなり厳しく簡単には打ち切らない状況が見て取れますね。

なんとか存在感を保てるのは、速攻でも得意のスリーポイントを狙う姿勢や、

マークが激しければ上手く切り込み高確率で決めてくるという事を意識しているからでしょうか。

今後、より大きな役割を担うにはシュート率の改善とプレイメイクを行える様になる事、が必要とされています。

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まとめ

八村塁選手、渡邊雄太選手の存在もあり過去最強の日本代表が出来上がりつつある中、今後期待の存在として富永選手が台頭した感のある今年。

アジアカップでは渡邊雄太選手との共闘も実現し、今後が楽しみでなりませんね!

アメリカでの評価はまだまだ難しい部分もありますが、そこは大学時代のステフィン・カリー同様かと思います。

これからのNCAAへのアジャスト、そして日本代表としての活躍に期待です!

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