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はじめに
こんにちは!IBです。
本日は、現在46勝30敗でウエスタンカンファレンスの堂々3位につける、サクラメント・キングスについて。
超ハイスコアゲームを連発する、リーグで最もエキサイティングなチームの1つです。
2006年以来、プレイオフ進出を決めましたね。
今シーズンは
- 平均得点:1位(1試合平均121得点、2位はウォリアーズの118,2得点)
- オフェンシブレーティング:1位(118,8。2位はナゲッツの117,8)
- FG%:2位(49,6%、1位はナゲッツの50,9%)
と、数字で見てもリーグ最高のオフェンス展開をしているといえます。
なんとチーム平均得点は昨シーズンに比べて10得点以上向上しています。
試合平均のシュート試投数にそこまで大きな変化はない中で、恐るべき進歩を遂げているチームですね。
プレイオフでも楽しみなキングスの注目点について!
主力のフォックス,サボニスの抜群の機能
キングスですが、シーズンも終盤となった3月もここまで10勝5敗と引き続き好調。
そのうち11試合で120点以上を記録し、3月平均ではなんとシーズン平均を上回る122得点。
そんなチームを支えているのは2人のオールスター、ディアロン・フォックスとドマンタス・サボニスであるといえます。
フォックスは平均25,2得点を記録するチームのエースとして、サボニスは19,1得点に加え、リバウンドは12,4本とリーグ1位の成績を残している最高峰のインサイドプレーヤーとして期待以上の活躍を見せています。
更に特筆すべきは、チームのボールムーブメントへの貢献。
フォックスはアシスト6,2本でリーグ17位、サボニスは7,1本でリーグ11位の成績を記録しており、同一チームでアシストランキング20位以内に位置する選手が2人いるのはキングスのみという数字が出ています。
ここまで数字を見てみると、サボニスの加入がどれだけキングスにとって重要な動きだったか、を知らしめる結果に見えますね。
加えて、試合終盤5分を切って5点差以内の試合での得点数は、該当試合のフォックスはリーグ実質1位の平均5,0得点と勝負強さも文句無しのシーズンとなっております。
チームオフェンスにおいて、オールスター2人がパス回しを重要視していながら終盤では頼れるオプションとなっていることが、チームのオフェンス戦略において重要な軸であることは間違いなさそうですね。
強力シューター陣のサポート
キングスにおいて、予想よりも高いレベルで機能しているのがシューター陣の精度かもしれません。
フォックス、サボニスとともに不動のスターターを務めるケビン・ハーターと、ルーキーのキーガン・マレーは共にシーズン180本のスリーポイントを決めています。
同一チームから2人、がこの数字を記録するのはキングスの歴史において歴史でも初めての事の様で、サポーティングキャストの2人の活躍は躍進の大きな要素ではないかと思います。
更に、マレーに関してはルーキー史上最多のスリーポイントを決めた選手となりました。
チームにおいて、獲得へ注力を置いた二人の活躍だけに、過程も知っているサクラメントファンは嬉しい気持ちが強いのではないでしょうか。
この二人に関してはキングスの将来へのプランも含め、引き続き注目ですね。
またもう一人のスターター、長年安定した活躍を継続する10年目のベテラン、ハリソン・バーンズも今シーズン平均15得点、3PTは37,2%を記録する上、ディフェンスでも速攻でも頼りになるオールラウンダー。
抜群のサポーティングキャストによるスターター形成は、非常にバランスが良く強豪チームと化けた印象ですね!
フォックスの戦友、6th man モンクの存在
加えて、キングスにより良い影響を与えたのはマリーク・モンクの獲得であったといえるかもしれません。
モンクは控えからの出場ながら、13,5得点を記録しています。
スコアラーであるモンクですが、得点スタッツ以上に感じるのはチームへ勢いをもたらすエナジー。
キングスの好調やガンガン切れ込むプレイスタイルのインパクトも踏まえ、6マン賞へも候補にあがる存在かもしれません。
そんなモンクはケンタッキー大学でフォックスのチームメイトでした。
ニューヨーク・ニックスにおける司令塔のジェイレン・ブランソンとシーズン途中加入のジョシュ・ハートの様に、大学チームメイトという昔ながらのケミストリーが良い空気を生み出しているのは間違いないのではないでしょうか。
ケンタッキー大学時代はフォックスが0番、モンクが5番をつけていましたが、キングスでは真反対のフォックスが5番、モンクが0番を着用していることも話題になったりしました。
チームの成功は一つの要因では語れないことはもちろんですが、こんなことまで重なってくるとキングスのチームビルディングは今年は大成功だったのではないかと感じますね。
まとめ
久しぶりのプレイオフ進出に沸くサクラメントですが、キングスファンは熱狂的であることも有名。
今年も、「シーズン試合でこの盛り上がりであればプレイオフではどうなるんだ?」との良い意味での、マレーの実の父、ケニオン・マレー氏のユニークなコメントもありました。
経験がものをいうプレイオフに関しては、躍進したチームがそのまま勝ち上がることはあまりない事の様に思えます。
そんな中、抜群のケミストリーを見せるキングスが今年どこまで勝ち上がるのか。
今回紹介した選手以外にも、伏兵となり得る選手は揃っています。
参考↓
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