AJです。
プレーイントーナメントの最終戦、クリーブランドキャバリアーズ対アトランタホークスを視聴しました。
*試合結果、内容の記載が含まれます。
キャブスにとって待ち望まれていたもう1人のオールスター、ジャレット・アレン(Jarrett Allen)が復帰しました。
しかし35分のプレイタイムで11得点3リバウンド2アシスト。目立ったブロックはありましたが結果ブロック数もそのひとつのみ。
キャブスを念願のプレイオフ行きに導くには少し物足りなかったですね。
やっぱりいきなりプレイオフに復帰で活躍するのって難しいイメージが強くなっていってしまいますよねえ。
以前にもジャマール・マレーについての記事で書いたこの難しさなんですが、プレイオフの過密スケジュールやWin or Go Homeのプレッシャーも影響してるのかもしれません。
キャブスはホークスのエース、トレイ・ヤング(Trae Young)を前半6得点に抑え試合運びに成功している空気がありましたが、
後半にはヤングの爆発を止められませんでした。
Trae Young vs Cavs | 得点 | FG |
1st Half | 6 | 3-11 |
2nd Half | 32 | 10-14 |
ヤングは後半ホークスが獲得した56得点のうち、アシストも含めると43点分に絡む活躍ぶり。
ホークスからしたらヤングさまさまでしたね。
結果はホークスが最後のプレイオフ行きチケットを手に入れました。
しかし今シーズン途中は東地区3位にまでなったキャブス。
HCのJBも来年への飛躍を期待しています。
「落胆する経験は必要なものだろう?
成功してきた全てのチームがその過程で落胆の感情を経験してきた。個人的にもチームとしてもね
私は今回がその経験だと思っている。」
“You need the moments of disappointment, right?
All successful teams at some point in time have had a moment of disappointment that has driven indivisuals and teams to become better…
and I expect this to be that moment.”
-J.B. Bickerstaff on post-game interview
今シーズンはダリウス・ガーランドとジャレット・アレンの2人がオールスターに選ばれ、エバン・モブリーもルーキーながらオールスターに選出されるんじゃないかと噂されたほど。
それは今年のオールスターがチームのフランチャイズであるクリーブランドだったこともありますが、
エバン・モブリーはオールルーキーファーストチームにはほぼ確実の状態で、さらにルーキーオブザイヤー(新人王)の最終候補にも入っています。
シックスマンとして活躍しチーム上昇の原動力のひとつになったケビン・ラブ(Kevin Love)はシックスマンオブジイヤーの最終候補に選ばれ、
ジャレット・アレンはオールNBAディフェンシブチーム候補。
ダリウス・ガーランドはその年最も成長した選手に贈られる賞、MIP(Most Improved of the Year)の最終候補に選ばれているなど、中心選手が軒並み評価されています。
コーチのJBが来年以降に自信を見せるのも当然ですね。
今年レブロン在籍時以来のプレイオフ進出の壁を破ることはできませんでしたが、シーズン中故障によりアレンやセクストン、モブリー、ラウリ・マーケネン(Lauri Markkanen)の離脱など不幸にも多く見舞われたことも事実です。
怪我問題があっても勝たなければいけないのがプロスポーツの厳しいところですが、NBA(に限らずアメリカでのスポーツ全般だと思うけど)では怪我が多いことをInjury Bugs(直訳で怪我の虫?)と言って、不幸に見舞われたっていうニュアンスの良く使われる言い回しもあります。
仕方のないことは仕方のないことで割り切るしかないってことですね。
来年以降の彼らには更に注目しています。
レブロンの見えない壁、来年はもう越しちゃってください!
コメント