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はじめに
こんにちは!IBです。
本日は、「1つのチームで20年目を迎える選手」として、コービー・ブライアントやダーク・ノウィツキーに次ぐ史上3人目の選手となった、マイアミ・ヒートのユドニス・ハズレムについて。
これは相当凄い事ですし、20年前からNBAを見ているファンにとっては「おめでとう」の気持ちを最大限送りたいニュースではないでしょうか。
今年もプレーヤーとして契約しながらも、チームのメンターとしての活躍に期待がかかるハズレム。
節目の20年目も優勝が目標。ハズレムの役割や期待に触れていきます。
ヒート一筋のキャリア
ハズレムは203cm,107kgのパワーフォワードです。
インサイドにおける力強さ、存在感は折り紙つきでリバウンダーやスクリーナーとして常に計算出来る選手でありながら、
ミッドレンジも決め切るシュート力も兼ね備えています。
最も重要な点としては、リーダーシップを取れる選手としてヒートの20年におけるどのチーム体制でも頼れる存在であり続けました。
そんなハズレムはなんと2022年の6月にて、42歳となりました。
未だ現役、鉄人です。
ハズレムは元々マイアミの出身であります。
高校もマイアミであり、大学もフロリダ大学なんですね。
NBA選手でありながら、42歳まで拠点が変わらないというのは素晴らしいですよね。
ハズレムがどれだけヒートとマイアミにとって必要な存在か、この事実だけで想像が出来ます。
そんなハズレムは2003-2004シーズンでNBAデビューしましたが、ドラフトはされず2002年の大学卒業後1年間はフランスのプロリーグでのプレイをしました。
2003年にドラフト外からヒートに入団をし、75試合出場/7,3得点/6,3リバウンド の活躍でオールルーキーセカンドチームに選ばれる活躍を残しました。
ここでハズレムを取り巻く環境は一気に好転したのではないでしょうか。
ヒートといえば、2005-2006,2011-2012,2012-2013のシーズンにて3回のNBAチャンピオンの栄光を掴んでいますが、もちろんハズレムもリングを3つ手にしています。
2021-2022シーズンもヒートはイーストの1位でシーズンを終えており、勝利に恵まれ続けたキャリアと言っても良さそうです。
そんなハズレムもキャリアを通し何度もフリーエージェントとなり、他チームからのオファーを受けたりしています。
そんな中でも特にビッグスリーの時代には、他チームよりも低めの金額でのヒートからの契約条件を了承した事も記憶に残ります。
その後も1年契約を何度も繰り返しながら(2016年からは7度目の1年契約更新!)ヒートに居続けた事は本人の強い意志が無ければなし得ない事であり、
マイアミの人々に愛されて然るべきアクションですよね。
他チームからのベターなオファーも常にある中で、自身のより良い契約条件を選択するよりも、マイアミに残る事を選び続けました。
近年は薄まっている様に感じる、かのレジー・ミラーなどに見られた「1つのチームに根付いたフランチャイズ・スター」としての姿勢を体現した、貴重な選手である事に間違いないですよね。
なお、ダーク・ノヴィツキーも晩年は契約よりもチームに残る事を重視していましたね。
個人的には好きなストーリーです。
チームでの役割
ハズレムは現在、コート上でプレイする事は非常に少なくなっています。
なんと2017-2018シーズン以降は合計で出場42試合、276分のシーズンプレイタイムに留まっています。
これは、プレイ時間1分あたりのサラリーでリーグ1位であると妙な分析もありました。
しかしながらハズレムの主な役割は若手へのメンター、チームカルチャーの体現者という点にあります。
こんなシーンを見ても端的に分かる通り、エースのジミー・バトラーに対しても強烈なコミュニケーションを取ったりしています。
ハードに準備をし続けるヒートのチームカラーなので、これは日常的なものでもあったりするのかなとも思ってしまいますが。
ハズレムも、「これがベストなコミュニケーションさ」と語っていた様です。
ベテランとして、チームの雰囲気をより一層引き締まったものにしている事は間違いなさそうですね。
同じく大ベテランのクリス・ポールは「ハズレムの大ファンだ」と語っており、ベテランが若手に与える影響の大きさを語っておりました。
特に試合や練習に取り組む姿勢や心構えを率先して見せれるベテランは貴重だ、との事。
別途、ハズレムの下記コメントからもプロフェッショナルな姿勢が見て取れます。
“I’m 41 years old, man. I walk in the locker room and I’m 223 pounds and have six percent body fat. I don’t have to be six percent body fat if I don’t want to. I don’t have to do none of this s–t. But it’s a standard, dog. “
私は41歳だが、まだ現役だし体重も変わっていない。体脂肪率は6%だ。そこまで絞る必要性は無いのかもしれない。強制されている事ではない。ただ、私にとって当たり前の準備をしているだけなんだ。
プレイタイムの有無に関わらず、ヒートカルチャーの体現者として行動する事で若手に影響を与え続ける事がハズレムの最も重要な役割であるといえそうです。
体の締まり方もしかり、「戦士」のタトゥーもよく似合う漢気溢れたプレーヤーですね。
2022-2023シーズンが重要なヒート
2021-2022シーズン、ヒートにはハズレムを含む9人ものドラフト外入団組がプレイしました。
その事もあり活躍度合いにたいしてはリーズナブルな契約をしている選手が多いのですが、2022-2023シーズン終了後には数人の主力選手がフリーエージェントとなります。
特に
- タイラー・ヒーロー(制限つきFA)
- ゲイブ・ヴィンセント(完全FA)
- マックス・ストゥルース(完全FA)
- オマー・ユルトセブン(制限つきFA)
あたりは他チームのオファーとの競争が生まれそうなので契約額が跳ね上がることが見えており、残る主力のうちカイル・ロウリーは2024年には38歳、ジミー・バトラーは34歳、ビクター・オラディポは32歳となります。
チームのアイデンティティであるハードワーク、そしてそれを体現しているかの様にドラフト外入団の選手達が予想以上の活躍を見せているのが特徴的なヒートですが、
そんな特徴もハズレムの引退とともに薄れてしまうかもしれません。
PJ・タッカーを失った事は痛手ですが、その他は主な主力が残る2022-2023シーズンはヒートにとって、絶対に獲りにいきたいシーズンになるのではないでしょうか。
こんな背景も、ハズレムがもう1年のオファーを受けた理由なのではないかと想像してしまいます。
まとめ
アメリカの人気ラッパー、Flo Riderのミュージックビデオにも出演したというハズレム。
フロリダ、特にマイアミでは相当な人気者である事が想像できます。
更に19歳の時に大学で出会ったという女性と14年の交際の末に結婚したというエピソードも、ハズレムの人柄や日進月歩な性格を表している様にも思えますね。
知れば知るほど魅力的な人間性を持つハズレム。
他にもエピソードや名言などは紹介しきれませんが、もう一度熱い姿が見られる事は嬉しいですね。
来季のMr.ヒート、ハズレムの動きにも注目です!
参考↓
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