こんにちは、AJです。
先日、アンドレ・イグダーラとエバン・ターナーがホストを務めているポッドキャスト「Point Forward」(ポイントフォワード)でジュリュー・ホリデーが引退のプランを既に立てていることを話したと話題になっています。
2021年にはミルウォーキー・バックスの優勝にメインプレイヤーの1人として活躍し、攻守に渡り大きく貢献した選手。
まだまだトップレベルでの活躍に期待が膨らむホリデーですが、この会話中次のように話しました。
“It’s funny because my wife had this conversation with me, I think it was two days ago.
She was like, “Are you serious after this contract? Are you serious about retiring?’ And I was like, ‘Yes, I feel very strongly about it.’ ”
“丁度このまえこの話題を妻と話したばかりなんだ。ほんの2日前だったかな。
彼女は「本当に今の契約が最後のつもりなの?本気で引退するつもり?」と聞いてきたけど、
俺は「そうだね、(今のところ)引退する気持ちが強いね」って答えた。”
-Jrue Holiday
ジュリュー・ホリデーは現在所属しているバックスと2024−2025シーズンまでの契約をしていて、彼が言う事が予定通り行われるならホリデーは2年後に引退する事になります。
これはNBAファン、特にバックスファンにとってはかなりショックな発言でしょう。
リーグ内で知名度の高い選手でも30代前半に引退する場合は多いとはいえ、ホリデーほど地位が確立されている選手がまだ衰えを見せていない状態で引退を決めていると言われるのは、ビックリしてしまいますね。
キャリア序盤のシクサーズ時代にオールスター選出されて以降、足掛け10年ぶりに2度目のオールスターに選ばれた選手はNBAの長い歴史でもなんと彼だけ。(2013, 2023)
バックス優勝のキーパーソンだったと言っても過言ではないほどチームで重要な存在です。
2度目のキャリアピークが来ていると確信できる中で引退しまうのはファンとしては残念と思ってしまいますね。
今回のプレイオフでは東地区1位を記録したにも関わらずマイアミ・ヒートに5戦で敗退してしまいました。
バックスにとってとても手痛い敗戦になりましたが、もしかしたらこれがホリデーに引退を思い止まらせるポジティブな要因になるかもしれません。
ポッドキャストの中で、引退後に何をするかまだ全く決めていないと話していたホリデー。
「何かには夢中になると思うけど、それが何かはまだ見つかっていない」と言います。
“…. I do a lot, but it’s not as much as my wife does.
I’m still trying to win another championship, I’m still trying to perform, and I still need to get my sleep..”
「(興味を探すために)沢山の事に挑戦しているけど、妻がやっているほど多くの事は出来てない。
俺はまだ優勝の数を増やしたいし、活躍したい、そのために寝る時間が必要なんだ。」
-Jrue Holiday
バックスでもう一度優勝を目指していると言うホリデー。
今回の敗戦でその目標が ひとつ遠く離れてしまったと思える今回の敗戦でバスケットボールを長く続けたい欲求、優勝を味わいたい欲求がより大きくなれば、彼がキャリアを伸ばす可能性ももしかしたらあるのかもしれませんが…というところでしょうか。
ちなみにホリデーは過去、妻の病気をサポートするためペリカンズ時代にコートから離れていた時期があります。
これ以降も彼にとっての優先事項が家族であり、家族との時間が第一なのは明白です。
そこを考えると、バスケットコートに未練を感じない限り彼の引退への思いがなくなる可能性はないようにも思います。
少なくともバックスにできる事は、公言された残り2年の間に少しでも優勝に近づく努力を示すしかありませんね。
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