PER=Player Efficiency Ratingの略。
PERはEFFに比べて複雑な計算式になっている。これは、それまで主に使われていたEFFの算出方法だと出場時間の違いなどで選手間に評価の差が生まれてしまうとの意見から、より公正に選手評価ができるようにとESPNのコラムニストJohn Hollingerが発案したもの。
細かいことは数学・統計学の話になるので難しいが、EFFよりさらに数学を駆使して練られている計算方法らしい。
計算式は以下の通り。
参考:https://www.basketball-reference.com/about/per.html
uPER = (1 / MP) * [ 3P + (2/3) * AST + (2 - factor * (team_AST / team_FG)) * FG + (FT *0.5 * (1 + (1 - (team_AST / team_FG)) + (2/3) * (team_AST / team_FG))) - VOP * TOV - VOP * DRB% * (FGA - FG) - VOP * 0.44 * (0.44 + (0.56 * DRB%)) * (FTA - FT) + VOP * (1 - DRB%) * (TRB - ORB) + VOP * DRB% * ORB + VOP * STL + VOP * DRB% * BLK - PF * ((lg_FT / lg_PF) - 0.44 * (lg_FTA / lg_PF) * VOP) ] factor = (2 / 3) - (0.5 * (lg_AST / lg_FG)) / (2 * (lg_FG / lg_FT)) VOP = lg_PTS / (lg_FGA - lg_ORB + lg_TOV + 0.44 * lg_FTA) DRB% = (lg_TRB - lg_ORB) / lg_TRB
(*はアメリカだと×…倍数の意味)
チームスタッツも活用することや、EFFと違いアシストやフリースロー、リバウンドなども単純に1点と考えず2/3点などとすることでカテゴリーごとの数字を公平に数字に反映させようとしている。
しかし一方で、PERもまた不公正だという意見もある。それはチーム事情(チーム自体が強いか弱いか等)による数字が影響を与えやすく、強いチームに在籍している選手の方が良い数字になりやすい事から言われている。
また弱点もあり、NBAのようなチームスタッツやリーグ全体のスタッツをしっかり記録しているリーグには使用できるが、一般的な学生チームなどには参考にすることが難しい方法である。
正直管理人も仕組みや論理は良くわかっていない(役に立たずすみません…)。数字と睨めっこして答えを探すようなプロスポーツのスタッフでもない限り、ファンにとっては数字の指標として見ておく位で丁度良い。20を超えていたら凄い!と思うひとつの目安にしておく程度で良いと思う。
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[…] しかしPERは昨年の25,6から今年は14,6と大幅に低下。シュートのスランプが直接的に影響していそうです。 […]