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こんにちは!IBです。
寂しいニュースですが、先日ジェラルド・グリーンが35歳での引退を発表致しました。
ヒューストン出身、198cm,93kgという彼は、ドラフト18位で指名されたセルティックスや印象の強いサンズ、そして地元チームロケッツを始め12年で8のNBAチームでプレイした他、海外や下部リーグでの経験もある苦労人です。
生粋のダンカーとして2007年セルティックスの所属時、ラスベガスで行われたのスラムダンクコンテストにて、ドワイト・ハワード(2008王者)やネイト・ロビンソン(2006王者)、身体能力オバケのタイラス・トーマスといった名だたる面々を下しての優勝でその名を広めました。
そしてそれ以上にインパクトの強いゲームタイムダンカーとして名を馳せましたね。衝撃のダンクが多い選手です。
また彼の特徴はダンクだけでは決して無く、走れてスリーポイントの打てるフォワードの役割です。アンセルフィッシュな姿勢でキャリアを重ねる毎に役割も変えていった印象でした。
性格は、責任感が強く自己犠牲の出来る献身的な倫理観を持っているとの事で、自分一人が目立つ事は本来あまり好きでは無さそうです。こういった面もあり多くのチームから求められ、彼のキャリアがある様に思えます。
キャリア12年で658試合、平均9,7得点を記録。2013-2014のサンズ時代には全試合出場、うち48試合はスターターとして15,8得点、3pt %は40%を記録しています。スリーポイント成功数でリーグ4位、成功率は4割とエリートシューターでした。
キャリアハイは同シーズンの41得点とスコアラー気質なプレイヤーです。
下記動画も代名詞のダンクにフォーカスしながらも綺麗なブザービーターや勝利につながるブロックも印象的です。チームにとって単なるダンカーではなく、重要な戦力としてキャリアをまっとうしました。最初に紹介されるダンクは伝説級にぶっとんでいますね。
また彼は音楽、美術センスもあり多才な事で有名です。
セルティックス、ロケッツ、またMBLの地元チーム、アストロズのロゴをブレイドで表現する事で有名になりましたね。話題性抜群です。
これほど華もあり活躍もしている彼ですが、最高サラリーは350万ドルと現代からすると破格なところも驚きです。
そんな世界一のダンカーかつチームの重要な戦力としてキャリアを送ってきたグリーンですが、実は右手の薬指をアクシデントにより失っています。
11歳の時の出来事でした。屋外のリングとはいえ既にダンクが出来たグリーンは、右手に母の指輪を(何故か)装着しながらダンクを試み、右手薬指に重傷を負いました。
“I was teasing my brother, ‘You can’t jump this high,’ ” Green said. “I went up and I yanked my finger off. It was still intact but they couldn’t save it during surgery.”
兄弟をからかっていたんだ、こんなジャンプ出来ないだろと。そんな思いつきでダンクしたら指に怪我をし、形は残っていたが医師は切断の必要があると判断したんだ。
バスケットボール選手として期待が大きい中で非常にショックな出来事です。しかし今でも右手でボールを掴む事が出来ないといった中でも、彼は世界最高のダンカーである事については偉業といえます。
“If I could palm a ball I probably could have more dunks than I have in my career, but I still can get the job done”
もしボールを掴めるならもっとダンクしてたよ。まあ今でもしっかり決め切れるんだけどね。
そんな才能に溢れた彼は、引退しロケッツの選手育成コーチとなる事を発表しました。
Gerald Green: “I know when all this is over I’m probably going to go to the bathroom and cry like a baby… I sleep, eat, breathe Houston. It’s all over my body. I may be the only coach with tattoos like this.”
ヒューストンでバスケットボールに関わる事が出来なくなったとしたら赤子の様に泣くだろう。ヒューストンでの生活を送る事の素晴らしさは私の体に刻まれている。その様な’タトゥー’を持つコーチは私だけかもしれないね。
彼の経験値の高さ、シューターとしてのスペーシング等スキル的に教えられる事も多いのだと思いますが、他の重要な側面は彼のWork-ethic(倫理観)や良きチームメイトであり続けた取組姿勢が、若手に好影響を与えるのは間違いないのだと思います。
そして選手としてもコーチとしても、地元ヒューストンで素晴らしい仕事を手にし続けている彼は1人の人間として非常に魅力的でありとても格好良いプレーヤーでした。
今後は若手中心でチームを組み直しているロケッツのコーチとして、活躍に期待です!
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