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こんにちは!IBです。
シーズンも進んでまいりましたね。
序盤の位置取りも決まってきて、予想通りのチーム、そしてサプライジングなチームが見えてきています。
各チームについて触れたいところですが、本日はどちらかというと低調なロサンゼルス・レイカーズについて。
レブロン・ジェームス/アンソニー・デイビスを軸に、大幅にロスターを入れ替えビッグネーム揃いで迎えたシーズンです。
ラッセル・ウエストブルック / カーメロ・アンソニー / ドワイト・ハワード / レジョン・ロンド / デアンドレ・ジョーダン / トレバー・アリーザ / エイブリー・ブラッドリー / ケント・ベイズモア /ウェイン・エリントン
といったベテラン勢のビッグネームの加入が話題になっていました。
ただ若手も能力高いですよね。テイレン・ホートン・タッカー(THT)は出場こそ3試合ですがブレイクの兆し。出場無しのケンドリック・ナン、そしてコンスタントに活躍しているマリーク・モンク等このへんは期待です。
個人的には、入れ替えすぎ。。って感じではありますけどね。
大方の予想はネッツに次ぐタイトルコンテンダーでしたね。
それこそシーズン前の目標は優勝のみ、といったモチベーションでシーズンインしました。シーズン前のカーメロ・アンソニーも下記の様に答えています。
“I’m coming in with a championship on my mind,” Anthony said. “I think we all know that this is the one thing that I’m missing, right? This is the one thing that it keeps me up at night, it motivates me, because I don’t have it. I want that experience.”
チャンピオンになる為にここに来たと思っている。恐らく皆、私にとってチャンピオンリングが足りないと考えているだろう。その事が私を動かし、モチベーションを与えてくれる。私はチャンピオンを経験していないから、達成したい。
11/20現在、ここまで16試合を終えて8勝8敗。成績もですが、それ以上に試合内容に課題が残るシーズンを送っています。
ここまでのチームとしてのスタッツですが、
平均得点109,2(リーグ9位)
平均失点108,5(リーグ19位)
となっております。
ただレブロンが10試合の欠場、ロンドやナン、THTも満足には出場出来ていない状況ですね。
そこを踏まえて、もう少し踏み込んだスタッツを見てみようと思います。シューティングエリア、が気になったので調べてみました。
まずはオフェンスのチームスタッツから。
【オフェンス:レイカーズのレンジ別平均シュート試投率と成功率】
・リムから152cm以内(ノーチャージエリア程度) →試投数31,1本でリーグ3位、成功率は14位
・152cm-304cm(ペイントエリア内程度) →試投数5,9本でリーグ30位、成功率は24位
・304cm-457cm(ペイントエリアライン周辺程度)→試投数6,4本でリーグ23位、成功率は18位
・457cm-609cm(フリースロー以遠程度) →試投数10,1本でリーグ2位、成功率は16位
・609cm-762cm(3ポイントライン周辺程度) →試投数12,6本でリーグ7位、成功率は24位
・762cm-914cm →試投数22,8本でリーグ14位、成功率は7位
と、超インサイド寄りか遠めのシュートか、が多いイメージでしょうか。ミッドレンジの比率が少ないですね。ADやラスもいる中意外な数字でした。また試投数はともかく、全体的に成功率の高いエリアがあまり無いですね。それから別途のデータで、ターンオーバー16,8(リーグ29位)はオフェンスの問題点ですね。
更に、ルール改正もあってかファウルをもらう回数も平均20,1回と、過去5年で最低との事です。ここにはADもフラストレーションが溜まっている様。
“Part of it is, we’re not getting the foul calls,” he said. “And then part of it is, us as a team. … Go in and try to finish instead of trying to get the call.”
ファウルが貰えないね。チームとして、ファウルコールに頼らず決め切らなければいけない。
続いて、ディフェンスのスタッツです。
【ディフェンス:レイカーズの対戦相手のレンジ別平均シュート試投率と成功率】
・リムから152cm以内→相手試投数33,9本でリーグ1位,成功率はリーグ9位
・152cm-304cm→7,6本でリーグ3位 成功率は24位
・304cm-457cm→6,5本でリーグ22位 成功率は14位
・457cm-609cm→10,1本でリーグ2位 成功率は16位
・609cm-762cm→12,6本でリーグ7位 成功率は24位
・762cm-914cm→22,8本でリーグ14位 成功率は7位
と、インサイドでのシュートを多く許し、確率も含めそれなりにここから失点している印象。実際に別途のスタッツでは、ペイントエリアでの失点は50,9点とリーグ30位、ワーストとなっていました。
相手のファーストブレイクからの失点もリーグ26位と良くありません。更にセカンドチャンスからの失点もリーグ24位、こういった点がペイントエリアでの失点に繋がっているでしょうか。
ミッドレンジでの失点はそこまで多く無さそうですが、ロングレンジはよく打たれています。相手の成功率もそこまで高くないですが結果的にここからの失点もそこそこ?なのではないかと思います。
いずれの数字を見ても良くも悪くも。。ですが。
オフェンス面ではミッドレンジでの展開があれば尚良し。
ディフェンス面ではどちらかというと、意外ですがインサイドと、3pt付近で少し多く点を取られている印象ですね。
モントレズ・ハレルがいなくなった事などは今考えると大きいかもしれません。
ハワードやジョーダン、またペリメーターでアリーザの復帰も期待ですね。
とはいえ、結局のところ。レブロンの復帰である程度解決していきそうな気もしてますのでまだまだレイカーズはここからですね。
これまで、カーメロの絶好調など良い要素もあるので今後も期待です。
度々取り上げられているADのモチベーションや衝突が心配ですが。チームとしても概ね大人なチームワークを持てるのではないでしょうか。この動画のTHTなんか、彼らがついてくれているのは幸せですね。笑
レイカーズが注目に違いない躍進を見せ、コンテンダーとなっていくのか?不調と言われたウエストブルックのアジャストも見えてきており、メンバーも揃ってくるであろう中盤戦以降注目です!
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