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生粋のハードワーカー、ペリカンズ – ヨナス・バランチュナスの別格スタッツ

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こんにちは!IBです。

今日はニューオーリンズ・ペリカンズのヨナス・バランチュナスについて。

2011年ドラフト5位でラプターズに指名されたリトアニア出身のセンタープレイヤー。213cm/111kgの29歳です。

キャリア平均は12,9得点/9,2リバウンド/1ブロック/FG57%とダブルダブルが計算出来る、ペリカンズのインサイドのコアですね。

3ptも試投数は少ないながら(年間最高でも試投数60本程度)36%、FTは78%とアウトサイドも上手くオフェンスでは穴の少ないプレイヤーです。最近では3ptを5本決めた試合もあり、年々アウトサイドゲームにもアジャストを試みてる印象です。

比較的欠場も少なく、平均で年間62試合に出場。ある程度はコンスタントにプレイ出来る事も良いですね。

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2018年にメンフィス・グリズリーズに加入してからはリバウンドは毎年増加、2020-2021は62試合で平均12,5リバウンド(リーグ3位)を記録しました。

2020-2021に関しては、平均17,1点と得点でも大貢献でしたね。ダブルダブルは49回で、ニコラ・ヨキッチとラッセル・ウエストブルックに次ぐ3位でした。またオフェンシブリバウンドは、スティーブン・アダムスに次ぐリーグ2位の4,1本。スタッツだけでも、彼がどれだけ貴重な存在か分かりますね。

今シーズンの彼のスタッツは出場22試合/平均プレイタイム32分/18,5得点/12,3リバウンド(リーグ4位)/2,4アシスト/0,9ブロック/0,5スティール/FG50%/3pt46%/FT86% とキャリア最高の成績となっております。

そして今シーズン、ペリカンズは絶不調ながら、実は彼が無双しているスタッツがあります。以前ご紹介したHustle Stats にも近しいものですが、

スタッツ「Boxouts」です。概要は下記。

Boxouts

DefinitionThe number of times a player made physical contact with an opponent who was actively pursuing a rebound, showed visible progress or strong effort in disadvantaging the opponent, and successfully prevented that opponent from securing the rebound.

ボックスアウトとは、ガツガツリバウンドを取りに来る相手に対して身体的なコンタクトを行い、取らせることを阻止する(自チームのリバウンドに繋げた)事

と定義されています。

要は簡単にリバウンドを取ったとしても、その前のきっちりとした身体的コンタクト、スクリーンアウトがなければこのスタッツには記録されないのですね。

このスタッツにおいて、あらゆるジャンルでバランチュナスが総取りしているのです。具体的な内容は下記の様になります。

・ボックスアウト成功数-1位(4,4回、2位はタジ・ギブソンの3,7回)

・オフェンス時のボックスアウト成功数-1位(1,4回、2位はスティーブン・アダムスの1,3回)

・ディフェンス時のボックスアウト成功数-1位(3回、2位はタジ・ギブソン/ニコラ・ヨキッチの2,8回)

・ボックスアウト成功からのチームのリバウンド数-1位(3,7回、2位はニコラ・ヨキッチの3,2回)

・ボックスアウト成功からの自身のリバウンド数-1位(3,7回、2位はニコラ・ヨキッチの2,1回)

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チームにおいてインサイドの核として、素晴らしい活躍ですね。

近年におけるバスケットポールゲームのスタイルの変化により、彼にとって難しい点はあります。

スモールボールによるディフェンス面での対応や、オフェンス戦略におけるスペーシングの対応ですね。ただ彼自身、スペーシングに関しては先述の様にアジャスト最中に見えます。

ディフェンス面では仕掛けられるピックアンドロールやスモールボールの相手チーム等への対応はどうしても難しい部分がありますが、それを補うインサイドでの活躍っぷりと言って良いと思います。皆そうですが特に彼の存在感は、恐らく相手チームにもよって変わってきますね。

そんな彼の所属するペリカンズですが、今年は5勝17敗と早くも厳しい状況です。

チームでの1試合平均得点は101,9点でリーグ27位、FGも42,5%でリーグ27位です。1試合の3Pt成功数も10,7でリーグ27位、平均得失点差も平均−7,6ポイントで27位。ペリカンズは今年は27番永久欠番にでもするのでしょうか。

そんな中、ペリカンズは他のスタッツも決して優秀なポイントはないんです。しかし一つだけ、オフェンスリバウンドは1試合平均11,7本でリーグ4位なんですね。確実にバランチュナス効果では無いかと思います。

ザイオン・ウィリアムソンが欠場を続けており、ブランドン・イングラムやデボンテ・グラハムが波のある状況で、バランチュナスの存在は極めて重要な気もしますが、インサイド偏重の為現代のゲームテンポやチームスタイルとどう噛み合っていくのか。

彼自身も、もはや先月の記事ですが今シーズンに対してやる気満々に見えました。(10/21記事)

“That’s the biggest key, probably,” Valanciunas said of the relief of not thinking about his contract. “I can just focus on basketball. Now we have a lot of stuff to do. We have to prove that we can be really good (as a team). Prove that we can learn how to win games. We have the talent and the coaching staff is really good for us. Now we’ve got to put in some work and win some games.

”個人的におそらく最も重要な事として、今年はバスケットポールに集中出来るんだ。チームとしてやる事はたくさんある。証明しなければならない。勝つ事を学ばなければならない。その為の才能あるプレーヤーも、コーチングスタッフもいるんだ。しっかり積み重ね、シーズンを勝っていくんだ。

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ちなみに彼の出身国、リトアニアはバスケットポールは本当にコンスタントに強いですね。思い出す選手は、

アルビダス・サボニス(ブレイザーズ等)

ジドルナス・イルガスカス(キャブス等)

サルナス・ヤシケビシャス(ペイサーズ等)

ドマンタス・サボニス(現ペイサーズ)

等。懐かしいと思われる方も多いのではないでしょうか。

今シーズンはチームは難しい状況ですが、個人としての活躍は素晴らしいバランチュナス。

リーダーシップを担い始めた彼は、今後注目の選手の1人です!

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