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バックスのBobby Portis連続2桁得点記録更新中!

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こんにちは、AJです。

昨シーズンのチャンピオン、ミルウォーキーバックス。シーズンスタート時には負けが込み大丈夫なのか?と不安にさせられましたが、20試合を消化すると現地時間11月29日時点で東地区4位。

ベストとは言えないものの、ホームコートアドバンテージを取れる順位にいることは連覇に向けてセーフティーの位置と言っていいと思います。

ファイナルMVPのGiannisやメイン選手のMiddleton、Holidayの活躍はもちろんですが、昨シーズン控えからチームを支えたBobby Portis(ボビー・ポーティス)の好調がチーム浮上に大きく貢献しています。

控えと言いながらもその得点力とリバウンド力でクロージングラインナップに並ぶことも多いPortisですが、スタメンだったBrook Lopezの故障により現在スタメンにも定着。

特にスリーポイントが好調で今シーズン44.4%の高確率を記録中です。

昨シーズンに47%をマークしていますが、今シーズンスリーポイントの試投数が倍近くになっていることを考えると、センターフォワードとして充分すぎるアウトサイドシュート力ですね。

Bobby Portis3pts成功数3pts試投数%
2020-20211.12.447.1%
2021-2022(so far)2.04.444.4%
https://sports.yahoo.com/nba/players/5482/

さらに、Bobbyの個人的な記録として2桁得点の連続記録を12回に伸ばしています。(現地時間11/29現在。記録更新中)

「2桁得点」はリーグにとってもどれだけオフェンスに絡めているかの指標的数字だったりします。これをコンスタントにマーク出来ていることがチームにとってどれだけ安定に繋がっているかは想像できますね。

もちろん点の取り方も重要ではありますが、Bobby Portisの場合ほとんどキャッチ&シュートかオフェンスリバウンドからの得点なので、全く問題視しなくて良さそう。

彼が連続2桁得点を記録してからバックスは9勝3敗の好調をマークしています。

その間のダブルダブル数はなんと6回。2試合に1度ダブルダブルを記録していると考えれば、元々控えとしてプレイしていた選手とは思えないほど堂々の活躍です。

https://sports.yahoo.com/nba/players/5482/より引用

Lopezの方が身長があり、ディフェンス面で考えてもベターなのかもしれませんが、ここまで安定するとBobbyの方がスタメンに定着して欲しい気もしてきますね。

AJがなんとなく彼を応援してしまう理由は、昨シーズン優勝した後に意欲的にチーム残留を選択してくれたところにあります。

昨シーズン優勝するために大きなキーファクターとなったのはPJ Tuckerでした。

常に相手のベストプレイヤーの得点力を抑える守備力や、ここ数年毎シーズンのようにコーナースリーのシュート確率で1位になっているアウトサイドシュート力は、確実にバックスが勝つためのラストピースでした。

バックスが成功した要因としてあるGiannisのセンター起用時間を長くすることも、PJがいたからこそ成り立ったとも考えると優勝の鍵だったことは疑いの余地なしです。

そのPJ Tuckerは優勝後残留が濃厚と思われていましたが、結果マイアミヒートに移籍してしまいました。

これは彼なりの考え方もあり、否定できることではありません。もちろん移籍は選手個人の自由ですから、非難されるものでもありません。

それでも、せっかく優勝できるピースが揃ったと思ったバックスにとってはやはり残念な移籍ではありました。

一方、そこで考える時間も作らずに残留を決めてくれたのがBobby Portisです。優勝当時からメインローテーションに入っている彼ですがPJがいなくなったことで役割が増すと考えたのかもしれません。だとしてもこの残留にチームは少なからず安堵しました。

レポートの中でミルウォーキーを”ホーム”と呼ぶ場所だとしている趣旨の発言もあり、本人はこのチームに残ることを好んでいる事も感じ取れます。

Bobby Portis confirms on social media he’s staying with Bucks for at least one more season
The Bucks key role player confirmed on social media that he’s staying in Milwaukee. Posting “Proud to call Milwaukee my home. Wouldn’t want to be no where else!...

そんな背景もあって、彼が活躍してくれている現状は嬉しく見てしまいます。

シーズン半ばではありますが、Grayson Allenも彼の持ち味を出し始め、Pat Cannoughtonも控えからの安定した貢献に磨きがかかっています。PJがいなくなった事で図らずも働いた良い変化も起こっているように思います。

これからLopezもロスターに復帰し、バックスはJerryも気にしていたDemarcus Cousinsの獲得に動きました。

好調のBobby Portisですが、センターローテーションのプレイタイム争奪はこれから激しくなると予想されています。

それでも前半バックスが流れを取り戻せたのは彼の貢献が大きいのは見ていれば明らか。ここからどういう起用をしていくのか、それともガッツリメインとしてこのままプレイさせていくのか、連覇を目指すチームとしてMike Budenholzerの采配にも注目が集まりますね。

2年前のNY時代にはテクニカルファウル・フレグラントファウルを連発し少し使いにくいイメージもあったBobbyですが、勝ち方を覚えたことで選手としての質も高まったと思います。

ここからどんな活躍をしてくれるか、現在平均15得点の彼が2桁得点記録を伸ばしどこまで重要な選手になってくれるのか。

レイカーズやネッツなどスターが集まるチームのおかげで注目が集まらない感のあるバックスですが、本来1番注目するべきチームのはず。優勝してますからね。

今回優勝チームに残ることが今年の彼の優先事項になりましたが、契約は2年間、うち2年目はプレイヤーオプションで、早ければ来年にでも別のチームに行くことができる状態です。

2年9milは彼の活躍から考えればとてもお得な契約でした。

今年の結果次第で契約延長、上手くいけば複数年の契約を勝ち取ることも可能でしょう。Bobby Portisが本当に”ホーム”を見つけたかどうかが分かる年になりそうです。

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