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トレード所感と、動き無しのラッセル・ウエストブルックの置かれる状況について

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こんにちは!IBです。

トレードデッドラインが終わり、数多くの動きがありました。

書ききれないのでトレードまとめなどはしないのですが、下記オフィシャルの「NBA Trade Trarker」など見てみてください!

2021-22 NBA Trade Tracker: Every official deadline deal
Keep track of all the official trades announced during the 2021-22 NBA season.

個人的な注目トレードは、

  • スモールラインアップが基本だったサクラメント・キングスへのドマンタス・サボニスの加入
  • 必要としていたプレイメーカーのCJ・マッカラムを加えたニューオーリンズ・ペリカンズ
  • 得点能力の高いカリス・レバートを加えウイングの選手層が分厚くなり、今シーズン勝ちに行くであろうクリーブランド・キャバリアーズ
  • 若く走れるチームカラー、シャーロット・ホーネッツへ加入のハードワークなビッグマン、モントレス・ハレル
  • 言わずもがな。ジェームス・ハーデン/ベン・シモンズが絡んだビッグトレード

などがありました。その他にも目白押しですがインパクトがありそうだと予想するトレードになります。ペリカンズなんかは各主力の怪我の状態次第ですがフルメンバーなら恐ろしいスターターが出来ましたね。

またキングスはサボニスの加入はドンピシャかと思いますが、タイリス・ハリバートンやバディ・ヒールド、またトリスタン・トンプソンといった選手の放出はリスクもありました。ハリバートンなんかは将来スター選手になると踏んでおりますのでこのトレードの結果に注目です。

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そして様々な噂をされていたロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウエストブルックについては動きがなく、引き続きレイカーズでのプレイをする事となりました。

レイカーズといえば今シーズン、スター選手が多いものの26勝30敗とまさかの負け越しをしています。

そもそも何故ウエストブルックがトレード候補だったか?というと、チームの不調の一因とされていることが理由です。

何がチームの不調に繋がっていると言われているのかというと、

  • 彼のアウトサイドシューティングの確率が低く、チームオフェンスにおいて十分なスペースが出来ない事
  • 彼の強みとするプレイスタイルがレイカーズでは機能していない事

とされています。下記は現地記事より。

The fit with Westbrook from the beginning was viewed as clunky. Westbrook isn’t a floor-spacer. Instead, he’s an extremely high-usage, on-ball scorer who can facilitate an offense and push the pace.

レイカーズとウエストブルックはあまり上手く機能していない様に見える。ウエストブルックはオフボールで十分なスペースをチームに提供出来ていない。彼は基本的に常にチームの中心として稼働する、ボールを持ちながらチームのペースを上げていく事が得意な選手である。

If the Lakers wanted to see the Westbrook addition lead to a beautiful brand of consistently great basketball, everything around him, James and Davis included, would need to be perfect. Perimeter shooting was of the utmost importance, which Los Angeles addressed head-on during free agency, bringing aboard all of the following plus-40% three-point marksmen: Malik Monk, Carmelo Anthony, Wayne Ellington and Kent Bazemore.Here’s the issue, though — only Monk and Anthony have made a significant dent within the Lakers’ full-time rotation.

もしレイカーズがウエストブルックと共に良いリズムを構築し良いバスケットボールを続けていくには、レブロンやデイビスを含む周囲がウエストブルックにアジャストする必要がある。特にアウトサイドのシューティングはチームにとって最重要になる。マリク・モンク/カーメロ・アンソニー/ウェイン・エリントン/ケント・ベイズモアといった、3ポイント%でシーズン40%を記録した選手達をレイカーズが連れてきた理由だ。しかし問題は、コンスタントに活躍出来ているシューター陣がモンクとアンソニーのみであるという事だ。

The Russell Westbrook experiment has been a huge failure for Lakers
Halfway through the 2021-22 season, the Russell Westbrook trade now looks like a huge disaster for the Los Angeles Lakers.

確かにモンクもアンソニーも平均40%近く3ポイントを沈めており、平均13得点を超えていますが、他の選手は軒並みインパクトが薄いですよね。

それでもベンチメインからこういった選手が2人もいるのであればサポートも悪くない気はしてしまいますが、問題は試合に出ている5人の選手の中で常にディフェンスから的が絞られてしまっているということでしょう。

レブロン、デイビス、ウエストブルック、またモンクやアンソニーが放つシュートが非常に多くタフショットを強いられているケースが多いのではと感じます。

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そこで個人的に思うのは、レイカーズがウエストブルックを取った時点でスペーシングの問題を解決すべくシューターを集めた訳なので、サポート陣がより積極的にシュートを放つ様になった時にもう少しオフェンスが軽くなるのでは?と思うわけですね。

実際にウエストブルックは今シーズン

FG %43,5%,3pt29,8%

という成績ですが言うなればオクラホマシティ・サンダーでのMVPシーズンと変わらない成績を記録しています。何年もプレイしている中で例年並みのシューティングではあるわけです。

役割減からスタッツは軒並み下がっていますが、レイカーズ不調の理由と決めつけられるほどの大スランプでは(数字上は)無い様に思えたりしますね。

ウエストブルックが、シンプルにチームメイトにパスを出せば良い場面で突っ込んでしまったり、セットプレイの裏をかこうとしすぎたりすり、といった難しいプレイを選びがちなところはあまり良くないかもしれません。

特にレブロンやデイビスと共にプレイをしている時はより目立った判断ミスと言われがちですよね。

しかしこの点も正直言えば例年通り、獲得前から分かっていた懸念点でもあります。

少なくともホームでのブーイングや、シュートを打つたびにファンががっかりしている様子なんかを見ると、少し責任を押し付けられすぎている様に感じてしまいます。

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結果としては、噛み合っていないのであれば最早スターターにこだわらなくていい段階かもしれません。

セカンドユニットをMVPモードで引っ張ってもらえるのであれば、心強いですよね。個人の能力に疑いはありませんし、スターターとしてプレイするよりも自身の本来のプレイスタイルで存在価値が上がりそうな気がします。

またこういった、役割の変化を受け入れる事は結果としてはキャリアの長さにも関わったりしそうです。ビンス・カーターやカーメロ・アンソニー、デリック・ローズが浮かびますね。

話は戻りレイカーズの今後ですが、リーダーのレブロン・ジェームスは特に、不調はウエストブルックだけの責任では無いと言い続けていますね。レブロンは下記の様にコメントしています。

“I told him to keep going, to stop second-guessing himself during the game,” LeBron James said. “There were a couple of times where he had good looks, second-guessed himself and a couple times where he had some drives and he had them and second-guessed himself. He’s an instinctive player and he should never — what he’s done in this league — he should never second-guess himself if he’s put the work in. And he’s put the work in.

試合中に、迷う事なくプレイしてくれと伝えたんだ。オープンでシュートが打てるタイミングで迷ってドライブを試みたりした様なシーンがいくつかあった。ウエストブルックは本能的なプレーヤーであり、プレイする限りは迷ってはいけないんだ。その後は、彼らしくプレイしていたんじゃないかな。

“And I don’t need to harp on what we say to him. He’s a big-time player. And I have the utmost confidence in his ability, not only for this team but for himself, individually.”

ウエストブルックに何度も言う必要は無い。彼は勝負強い。彼のスキルに信頼を置いているし、このチームにとっても彼個人として見ても凄いプレーヤーなんだ。

Russell Westbrook says Lakers benching is ‘not about me’
Russell Westtbrook doesn’t mind being benched in overtime, so long as his team wins.

ウエストブルック自身も「勝利が全て」と一貫した姿勢を見せており、先日は肩を落とすレブロンとデイビスに声をかけるなど、慣れているのか批判を気にせず自分の事にフォーカスしている様です。

(レブロンやデイビスがウエストブルックの声かけに応じていないと見られているみたいですが、レブロンのコメントを見る限りそういったネガティブな意味では無いのではと思います)

この状況でも凄まじいエネルギーを感じるのはやはり良い所に見えます。

ともあれ今シーズンは既存メンバーをメインに戦っていくことになったレイカーズ。怪我も多くレブロン・デイビス・ウエストブルックが共にプレイした試合もまだまだ20試合に満たない状況です。

彼らのアジャストと今後に注目です!

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