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圧巻のカイリーKDコンビと、成長止まらないガーランド【プレイイン】

Brooklyn Nets
この記事は約8分で読めます。

こんにちは、AJです。

プレイインの1回戦目、ブルックリンネッツ対クリーブランドキャバリアーズ戦を視聴しました。

*試合結果、内容の記載が含まれますのでご注意下さい。

やっぱりノっている時のカイリーは凄いですね。

前半終了時点でもFGが9/9、サードクオーター終了時点で10/10のシュート確率で100%。

KDも相変わらずの安定感でしたが、個人的に目立ったように見えたのはディフェンス。

いつもになってしまいますが、カバーやトランジションからのブロックを見れると彼がオフェンスだけではないことが再認識できます。

これはウォリアーズに移籍した事で伸びた部分と言われていますが、チームが変わっても良い変化を残したままプレイしているのは感心しちゃいます。

KDって世間的にはどうしてもオフェンスばかりの選手というイメージが付いちゃってる感じがありますから、そのウィングスパンと身長を活かしてディフェンスエンドで貢献している姿はもう少し認知されて欲しいところ。

ESPNのコーナーでも試合のベストプレイとしてピックアップされていました。

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試合内容はとにかくネッツのボールが回ったな、という印象でした。

メインの2人、カイリーとKDはそれぞれ得点を上げつつもアシストを量産していてダブルダブルを記録と、アンセルフィッシュな試合運び。

Play-In vs CLE出場時間得点REBASTBLKFG%TO
Kyrie Irving4134312080%4
Kevin Durant4125511356.3%1
nba.com

サブキャストとして注目されているブルース・ブラウン(Bruce Brown)も18得点9リバウンド8アシストと、縦横無尽に活躍しプレイインで期待に応えることが出来ていますね。

彼のような”伏兵”キャラがプレイオフに必要なことはJerryも話していますが、この部分を注目していると同じカードで複数試合戦うプレイオフも毎試合新しい気持ちで見れる良い方法です。

Jerryの先日の記事↓

結果はネッツの勝利となりましたが、一方で後半にギアを上げたダリウス・ガーランド(Darius Garland)はやはり注目せずにはいられない存在。

ガーランドはシーズン通してシュートタッチがとても良く、アシストも量産する選手なので今後NBAで有数のPGに名前が上がってくることは間違いありません。

あとはアシストを狙う分増えてしまうターンオーバーをどれだけ抑えてくれるかが、チームが勝てるかのキーポイントになりそうです。

この試合も6ターンオーバーと少ないとは決して言えない数を記録してしまっていました。

Play-In vs BKN出場時間得点REBASTSTLFG%TO
Darius Garland393415254.2%6
nba.com

ガーランドのアシストが伸びない日はパスが通らずターンオーバーに繋がっているっていうイメージですね。それだけチームメイトに目線が行っているという事でもあるので良い事ではあると思うんですが。

ガーランドが今回ギアを上げたのは得点面。

この日34得点をあげたガーランドですが、そのうちの16得点は第4クオーターのもの。

これは相手チームのカイリーやブラウンがファールトラブルになったことを受けての積極的なトライでした。

「カイリーとブルースが早い段階で4ファールしていたのは分かっていた。

だからそこでのミスマッチを利用してアタックしに行ったんだ。

彼らはファールを避けようとしていた。だから簡単な得点を狙いに行けたね。」

“I know Kyrie and Bruce Brown had four fouls for a long time.

So we are just trying to get the mismatch and just try to attack them.

They weren’t trying to foul. So we were just getting easy buckets at that point.”

-Darius Garland at the post-game interview
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NBA3年目のガーランドはキャブスの中心になる選手です。もうなっているとも言えるわけですが、セクストンがいる時どこまでプレイできるのかがまだ評価しきれないポイントではあります。

ただ以前も記事で書いたように、セクストンとの未来よりガーランドとの未来をキャブスは見ている節があります。

セクストンがどうなるか問題を書いた記事↓

今季はセクストンが怪我でシーズン退場したことでガーランドのチームを仮体験できた形だったわけですが、結果は微妙なイースト8位。

このまま経験を伸ばして強くするか、それともやはりセクストンは必要なのか。これは首脳陣も悩みどころだと思います。

それでも、今回の試合で見れたガーランドの活躍はチームの将来を占う上でもポジティブでした。

アシスト力があり、クランチタイム(重要な時間帯)での得点力もある彼を中心に据える心算は整ったことでしょう。

さらにガーランドは勉強熱心です。

今日の試合も、相手チームが自分達のオフェンスに対してどう対応していたかフィルムセッションを行い、次戦に臨むと息巻いています。

「この試合からいろんなことを学んだよ。

前回ブルックリンで試合をした時、まるでプレイオフのような感覚だった。だからなんていうか、前回の試合の時より(その緊張感に)慣れてきているように思う。

今回も自分達にとってまたひとつ学んだ経験だった。

この試合のフィルムスタディーをして改善を目指すよ。金曜(ホークス戦)に勝てるようにね。」

“I learned a lot from this game,” Garland said after Tuesday’s loss. “The last time we played Brooklyn, it felt like a playoff game. So I mean, I got kind of acclimated to this one from the last one. So just another experience for us. Just watch the film and try to get better and get one Friday.“

-Darius Garland on The Athletic
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Darius Garland's development as a star on full display as Cavaliers fall to Nets
Kyrie Irving wasn't the only star guard at Barclays Center on Tuesday night. Darius Garland proved he's amongst the league's elite.

次戦でも注目したいキャブスのラインナップは

ガーランド

レイジョン・ロンド

キャリス・レバート

ケビン・ラブ

エバン・モブリー

この5人です。

The Athleticの記事でも評価されていましたが、このラインナップの機動力と、ガーランドの得点をクリエイトできるシチュエーションは今回のネッツ戦でもかなり機能していたように見え、この布陣はかなりの注目タイムになりそう。

特にスペーシングが出来るので、オフボールからガーランドの得点が伸びる事が予想できる時間帯になりそうだと言われています。

ケビン・ラブも相変わらず良い感じですし、モブリーは攻守両面で新人とは思えない。このフロントコートは見ていて惚れ惚れしますね。

ケビン・ラブまだやれる記事↓

次戦の相手はホークスなので、機動力で対応するのは大事なはずですから、この布陣を見る時間帯が多くなるかもしれません。

今回はキャブスを下してネッツが先にプレイオフ行きを決めました。

次戦のホークスはかなり得点力のあるチーム。フロントコートが充実しているキャブスに対して、ホークスはスモールフォワードに優良なサポート選手を多く抱えています。

今回の負けからガーランドがどれだけ学びを得れたか、次の試合で感じるところを体験するために見るのが待ち遠しいです!

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https://www.cleveland.com/cavs/2022/04/cleveland-cavaliers-at-brooklyn-nets-preview-what-to-know-ahead-of-clevelands-play-in-game.html

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