マイアミ・ヒートとシャーロット・ホーネッツ間でトレードが行われるようです。
ヒートはカイル・ラウリーと指名権を差し出す代わりに今期ホーネッツを引っ張っていたオフェンシブガードのテリー・ロジアーを獲得することに。
ついこの前、ロジアーとデイミアン・リラードのスタッツが似通っている事で話題になっていました。
スターガードと比較しても遜色ない活躍をしているロジアーはリーグで最も過小評価されているという声も多くくなっている中、ヒートが獲得に素早く動きましたね
他にも多くのチームが興味を示している事がニュースになっていたので、まさに早い者勝ち的な獲得。
昨オフシーズンにはリラードの獲得を模索していたので、代替案としてはパーフェクトだったとも言われています。
ヒートは昨年に放出したゲイブ・ビンセントの代わりを探していた。ロジアー獲得の引き換えでのラウリー放出はガード陣の層の厚みを増す事にはならないが、ディフェンス（相手側）に脅威を再び与えられるオフェンス力になるかもしれない。ラウリーはここ2年以前のような得点力を見せていなかった。ロジアーがスターティングラインナップに滑り込めばスペースを広げる事ができる。ヒートがハイメとヒーローをメインに使う事を決めるなら、彼はベンチから出てくるダイナミックスコアラーになれる。ジャンパーを決めれるかがカギだ。
The Heat have been missing the presence Gabe Vincent gave them last year. Swapping Lowry for Rozier doesn’t help any depth in the backcourt, but it gives them someone defenses might fear again. Lowry hasn’t been that for a couple years. Rozier can slot in as the starting point guard and help spread the floor. If the Heat decide to go big with rookie Jaime Jaquez Jr. and Tyler Herro in the backcourt, then Rozier can be a dynamic sixth man scorer off the bench as long as he’s able to knock down that jumper; without it, he’s a bit of an undersized gunner.
-The Athletic
ここ4年で3回平均得点20点以上を記録しているだけにオフェンス力はお墨付き。
オフェンシブガードと評されながらも今年アシストは平均6.6を記録していて、試合展開を任せることも期待できます。
少しの不安はアウトサイドシュートということですが、リーグの平均を僅かに下回る35.8%はリーグ7位に位置しているチーム全体で37.8%が補ってくれるんではないでしょうか。確かにラウリーが38.5%だった事から若干の不安は感じてしまいますが、ここ5試合の確率が0/18だった絶不調のラウリーを考えると、この面でもロジアー獲得のムーブが正解だったとも捉える事ができます。
ヒートは今年チーム補強に失敗していたチームでした。
メインの選手は変わらないものの主要なサポート選手を数人失い、新しい戦力を獲得できたのがルーキーのハイミ・ハーケスJr.くらい。
補強できなかったということよりも他のライバルチームが大きな補強をしたまま置いてけぼりにされている感が強く、プレイオフで勝ち抜けるためにフロントオフィス陣も模索していたようですね。
今回ロジアーの獲得でマイアミを優勝候補と見るべきという意見も増え始めました。
まだどれほどのインパクトを与えられるかわかりませんが、2020、2023とチーム力を保持したままファイナルに進んでいるチーム。上手くハマったらファイナル一直線かもしれません。
ボストン・セルティックスやミルウォーキー・バックスなど、東で優勝しているチームたちとプレイオフでやり合うのがすでに楽しみになりますね。
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