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ニックス、開幕戦から見えた昨季との違いは?

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はじめに

こんにちは!IBです。

ついに始まりましたNBAシーズン。

もう1日48時間くらいないと追いつかないですよね。

気になる事が盛りだくさんです。

そんな中なので少しこまめに色々と触れていきたいと思います!

本日は、ニューヨーク・ニックスの開幕戦の感想についてです!

昨年と違うかも、と思わせてくれる要素について!

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ジェイレン・ブランソンの影響大

今シーズンの注目はやはりジェイレン・ブランソンの加入。

ニックスはジュリアス・ランドルRJ・バレットエバン・フォーニエといった選手が長く試合でオフェンスの比重を多く担っていました。

なのでフロントコートから始めるオフェンスが単発になりがちで、結構停滞しがちな時間なんかがあったのが去年。

トップからコントロール出来る、デリック・ローズの怪我も大きな失速の要素でした。

生粋のハンドラーのブランソンをスターターとして得る事が出来たのはニックスにとっては意味が大きすぎる動きだったかもしれません。

チーム1のハンドラーとして、そしてフォワードへのボールの供給源として、ニックスのポイントガードとしては素晴らしいフィットになるのではないでしょうか。

3年目のイケイケガード、イマニュエル・クイックリーのハンドラーとしての更なる成長にはとても期待しつつ、

控えから出てくるデリック・ローズも健康であれば、試合通しての安定感は桁違いとなりそうですね。

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センター陣の充実

ニックスのヘッドコーチは言わずとしれたディフェンシブヘッドコーチのトム・シボドー

ニックスが躍進した2020-2021シーズンはコーチオブザイヤーを受賞しています。

チームを2012年以来のプレイオフに導いたこと、そして予想を大きく覆しイースタンカンファレンス4位へチームを導いた事が評価されました。

New York's Tom Thibodeau wins 2020-21 NBA Coach of the Year award | NBA.com
Thibodeau's defense-first mentality helped New York develop an identity and a winning season for the first time in years.

そんなシボドーは今年もニックスのコーチを務めます。

そんなチーム体制の中で、大きいのはビッグマンの充実。

スターターセンターのミッチェル・ロビンソンは怪我でなかなかプレイ出来ませんでしたが今年は開幕戦から復帰。

控えには213cmでエネルギー全開で動けるアイザイア・ハーテンシュタインを獲得し、そしてニックスでの2年目のジェリコ・シムズも在籍します。

ロビンソン、ハーテンシュタインはまだまだ成長過程ではあるものの、今後の飛躍も見込まれるサイズのある選手(共に213cm)。

タイプは多少違えど、リムプロテクターとしては申し分無い点ではどちらかがコートにいる事は脅威です。

更にいえばハーテンシュタインはポストアップやミドルレンジも得意とします。

圧倒的高さと機動力のあるロビンソンとの争いは熾烈になりそうですよね。

そしてシムズもまだまだこれからの選手ですが、凄まじい高さを誇ります。

この3人が健康である限りは、対戦相手はペイント内で苦戦する機会は増えるのではないでしょうか。

ロビンソンの健康に加えて、ハーテンシュタインの獲得は相当なファインプレイだったかもしれませんね。

アップテンポ、スリー主体というチームが増えてる中で、

ニックスには、リムプロテクターの重要性を示してもらいたいような気持ちになります。

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未来明るい若手とそれ故の問題

そして未来が明るい気がするのが今のニックス。

  • 前述のイマニュエル・クイックリー
  • 開幕戦大活躍のキャメロン・レディッシュ
  • 華のあるプレイを見せるクエンティン・グライムス
  • 身体的なポテンシャルがずば抜けているオビ・トッピン

など。

見ていて楽しい選手、は若手には勢揃いな印象です。

元々フォワードが強いチームにガード陣、センター陣の層が厚くなった事で、これらの若手は益々勢いのあるプレイをしてもらいたいところですね。

懸念は、チーム内競争はなかなかに激しく出場ローテーションに不満を持つ選手が現れ始めないかということ。

チームが勝てればまだ違いますが、それでも上手く行かない時は悪い空気になるかもしれません。

先日AJも触れた通り。

レディッシュは既に九月段階で、より大きな役割を求めて移籍希望と報じられたこともありました。

Cam Reddish wants off Knicks with Lakers looming
The Post has learned that Knicks wing Cam Reddish wants a change of scenery from New York.

しかし開幕戦は早速、そのレディッシュがお見事な活躍。

今シーズンだけでも、成長間違いない様な気がするんですよね。

現状のニックスのロスターに、これだけ未来が明るい選手が多いのは好材料ですが、1年の間に若手のモチベーションがどう変わっていくのかは見てみないとわかりません。

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まとめ

今年のオフシーズンはバレットと4年の大型契約を結び、最近のニックスには珍しく生え抜きを今後中期の軸に添える意志が見えました。

Knicks signing RJ Barrett to massive contract extension in Donovan Mitchell twist
The Knicks apparently don’t need to see more from RJ Barrett to be convinced he’s a big part of their future.

健康であれば今シーズンプレイオフは見えるのではないかと個人的には思います。

ロスターで痛かったのはシボドーとローズとのプレイ経験が長いタジ・ギブソンの離脱程度で、全体的にはアップグレードな事は間違いありません。

Wolves’ Taj Gibson explains longtime coach Tom Thibodeau, the man and the myth
The Minnesota big man says his "crazy at times" coach has "calmed down so much"

将来の方向性、即戦力、層の厚みを加えたニックスに注目です!

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