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開幕戦歴史的記録のテイタムとブラウンはリーグNo.1スコアラーコンビへ待ったなし

Boston Celtics
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※この記事には試合結果のネタバレが含まれます。

こんにちは、AJです。

ついにNBA開幕しましたね!

2022-2023シーズンをスタートした記念すべき1試合目はボストン・セルティックス対フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ。

昨シーズンの東を勝ち抜いたチームだけに今年は優勝も見据えているはずのセルツ。

ホームボストンの盛り上がり様もひときわ大きかったように思いますが、その期待に応えるようにジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの活躍は目立ちました。

それぞれ35得点、2人合わせて70得点はNBAの開幕戦としてなんと52年ぶりの快挙だったそうです。

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この記録が達成されたのもリーグ歴史上でたった3度目と、シーズン開幕戦としてはとても珍しい記録を目にすることができました。

最後にこれを記録したのは1969年のジェリー・ウェスト(39得点)とウィルト・チェンバレン(35得点)。

1試合でのNBA史上歴代最高得点100得点の記録を持つ事で有名なウィルトと、NBAのロゴになった選手としても有名なジェリー・ウェストというレジェンド2人の記録に続いたと考えるとこの2人の今後を期待してしまいますね。

ちなみにこの記録を残した1969-1970シーズンの2人が所属していたロサンゼルス・レイカーズはファイナルに進出したもののゲーム7までもつれこみ優勝を逃しました。

貴重な1969年ファイナル第7戦の映像

余談ですが、この時優勝したニューヨーク・ニックス側には後にNBAで名コーチとして名を馳せるフィル・ジャクソンが所属していたんですね。

1969年のファイナルにもレイカーズは同じ主力でファイナルまで進出していますが、セルティックスに敗れています。

今回の2人が引っ張っているセルティックスも昨シーズンファイナルで敗退しています。縁起担ぎの目線で見れば再度ファイナルまで行く年になるというポジティブなジンクスができたと考えられるでしょうか。

同時に優勝できないジンクスも背負ってしまうことになりますが…

相手チームだったシクサーズのオフェンス展開やボストンに対するディフェンスにも課題が見えた試合でしたが、ボストンのワンツーパンチはマンツーで止めることが難しい事が開幕早々再認識された感じがしますね。

ボストンの2人が活躍すると毎回話題になるのは、この2人は現在NBAで最高のコンビと言えるか?ということです。

元NBA選手でセルティックスでの優勝も経験したコメンテーターのケンドリック・パーキンスはこの試合後の番組内でも「彼らはトップ5デュオだ」と主張しています。

一年前はトップ3とまで言っていたはずですが笑

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昨シーズン途中の記事ではありますが、例えばBleacher Reportでランク付されたコンビランキングのトップ5になを連ねたのは

1位 ヤニス・アデトクンポ&ジュリュー・ホリデー(バックス)

2位 ニコラ・ヨーキッチ&ジャマール・マレー(ナゲッツ)

3位 ケビン・デュラント&カイリー・アービング(ネッツ)

4位 ジョエル・エンビード&ジェームス・ハーデン(シクサーズ)

5位 カワイ・レナード&ポール・ジョージ(クリッパーズ)

と、トップ5にも入っていませんでした。

このランキングは2シーズン前の数字が元になっていると思うので当時優勝したバックスの2人が上にいたり、昨季故障していたマレーが入っているのは今季の感覚とのズレがありますが

このランキングの算出方法はプラスマイナスボックスの数字からランキングを作っているらしいので、一定の客観的な順位ではあると思います。

Ranking the NBA's Best Superstar Duos Right Now
The only thing we know for sure about great NBA duos is that they're basically a prerequisite to contending for a title. But how do you go about measuring...

昨季での数字から算出されるランキングも気になるところですが印象的なランキングと考えても大差ないランキングだと思います。

他にもジミー・バトラーとバム・アデバヨ(ヒート)、レブロンとAD(レイカーズ)などランキングに食い込んでくるだろうコンビは複数存在しているので、ボストンの彼らを1番だ!と言うにはまだまだ評価が足りないかもしれません。

これを塗り替えていくにはオールスター選出などの個人の結果と同時にプレイオフでの結果が求められるでしょう。

すでに何度もECFに進出しある意味で評価を受けているセルティックスのメンバーですが、優勝しないといけない壁が評価される基準としてあるのは致し方ない部分でもあります。

まだ開幕戦の1試合だけですが、ESPNのコーナー内ではすでにボストンのオフェンスが簡単にシュートを打てる展開を作ることに成功している注目を受けていました。

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トライアングル味を感じるシンプルなセットオフェンスや、スペーシングの判断など、2人の活躍というよりチームとしての成熟度が評価されている感じです。

それでも界隈では称賛の嵐が起こり、これはチームにとってもファンにとっても勢いに乗れる開幕戦だったことが分かりますね。

試合を観戦しに来ていたセルティックスのレジェンド、ポール・ピアースもSNS上で2人を称賛する発言をしています。

「NBAのベストデュオはテイタムとブラウンで間違いない」

“NBA Best Duo Tatum and Brown hands down”

-Paul Pierce on Twitter

ファンも彼らをスーパーサイヤ人と重ねて盛り上がっていました。

チームがうまくいけば個々人の評価も必然と上がっているものですから、今シーズンのプレイオフが始まったころ、2人がどのような評価を受けているか楽しみですね。

Photo by Maddie Meyer/Getty Images

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