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こんにちは!IBです。
今シーズンはワクチン効果ですね、もう満席でマスク規定なども無いアリーナが多いですね。
2019-2020シーズンはオーランドのディズニーリゾート”Bubble”で、無観客でシーズン後半とプレイオフが行われていましたが最早懐かしいものですね。
そんな中、ダラス・マーベリックスのトレイ・バークが“Bubble burke ”と呼ばれ始めた時期がありました。
トレイ・バークといえばキャリアを通じて6th manとして、効果的なスコアラーとして活躍してきました。
7シーズン目をマブスで迎える、ベテランです。
183cm,84kgという体格、そして見た目、プレイスタイルまでアレン・アイバーソンにそっくりですね。
そんな彼はミシガン大学時代はカレッジ界の大スター。
18,6ポイント、6,7アシストを記録した2年目には
全米最優秀選手(ジョン・ウッデン賞)
全米最優秀ポイントガード(ボブ・クージー賞)
NCAAファイナル出場
と当時のカレッジを席巻しました。
NCAAトーナメントの中でも対カンザス大学は神がかりでしたので、5分動画にはなってしまいますが是非。
彼は2013年に9位でウルブズに指名され、すぐにジャズへトレードされました。
その年はオールルーキー1stチームと期待に応える活躍でスター性も抜群でしたね。
その後のキャリアでも
ユタ3年
ワシントン1年
ニューヨーク2年
その後ダラス(一瞬フィラデルフィア)2年
と過ごし今年もダラスでのシーズンインとなります。
さて戻り2019-2020シーズン、15分程の出場時間を得ていたバークは、一時DNP(Did not play)、健康なのにも関わらず出場無しという試合を迎えます。
名シューター、JJ・レディックが移籍してくると出場時間が限られ、
ある試合ではプレイタイム0となってしまいました。更に数試合もその状況が続く事に。
選手にはプライドもあり、それを受け入れられずチームに居る事を拒否する選手も少なくありません。
少なくとも契約に関係してくるレベルで、その時の選手の態度というのは信頼関係に大きく影響するのではないかと思います。
そんな時のバークのインタビューはこちらです。
“It could go from you being DNPs to you playing 15 to 20 minutes a night,” Burke said. “You just never know, always got to stay ready. For me, this year has been tough. It’s been something that I’ve kind of battled with myself.”
「15-20分プレイしているのが当たり前の選手が、1分も出場出来なくなる事もある。何が起こるか誰も分からない、とにかく出番に対して準備をするんだ。私にとっては厳しい年になっているが、自分自身と戦い準備をしている。」
これまでのバークのプレイスタイルや派手さ、実績もあり苦しいシチュエーションだなと昨年も思いましたが、
こういったコメントを見て、本当のプロフェッショナルであり求道家であるのだと知りました。
こういったバークの一環した態度を受け、ヘッドコーチのリック・カーライルは
いやーほんとに、なんとなくプレイスタイルや佇まいが格好良いと思っていたのですが、コーチにもここまで言わせるというのは彼の取組姿勢ゆえにだと思います。
“Through the turbulence of this year, all the ups and downs, he’s been a very consistent worker,” coach Rick Carlisle said. “He’s been a very consistent messenger of positivity in the locker room. He’s a great team guy. If he’s not playing, he keeps his head up and he encourages the guys that are playing, and he keeps himself ready.”
「浮き沈みがこれだけあるのに継続して努力をしている。選手控室でもポジティブにやるべき事をやるという態度を示してくれている。彼はチームファーストの選手だ。プレイをしていない時間も常にチームメイトに声をかけ、また自分の出番に淡々と備えている。」
そんな日々が続く3月のある日、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの一戦を控えマブス首脳陣は誰をステファン・カリーにマッチアップさせるかと協議。
そこで機動力を買われバークがカリーにマッチアップする事に。このシーズン初先発で起用されました。
カリーはこのシーズン、マブス戦で無双状態。前試合の3ヶ月前は57点を奪われていました。
しかしバークが先発に抜擢されたこの試合、カリーは平均以下の27得点で終えます。
さらに試合はマブスの圧勝、4thクォーターにはカリーは出場しない程のBlow out、圧勝でした。
この試合を機に、バークはプレイオフに向け6th manとして活躍機会を増やしていきます。
プレイオフでは6試合出場、平均26分プレイ、12,3ポイント/3,2アシストと優秀な6th manとして機能しました。
更にその年、マブスはバークと3年契約を締結。
NBAでは複数年契約は評価の証です。
一時はプレイ時間0だったバークが、中期に渡ってのマブスの戦力として考えられた瞬間です。
私はカレッジでの活躍、プレイスタイル、さして格好良さからバークが気になっていましたが、
最高のチームメイトとして、プロとして、地に足が着いた土台として評価をされた事で一層魅力的なプレーヤーとなりました。
出場時間0分から、チーム最高のステフ・カリーへのディフェンダーへ、そしてBubble Burke へ。
それは簡単な事では無く、カレッジの大スターから苦悩を味わった彼の、
一貫したプレーヤーとしての態度がもたらした成功だと思います。
色々語りましたが、、
ドライブにおいてのクロスオーバーや、タイミングを外してのレイアップ精度がとにかく高い上に、
ミッドレンジのプルアップの成功率が素晴らしいです。
円熟味を増した”Bubble burke”、
彼には3番手ポイントガードだろうがロスター12番手だろうが関係ありません。
常に準備が出来ています。
バブルで無くとも今年も注目です。
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