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こんにちは!IBです。
本日は、再建期と言えるチーム、サンアントニオ・スパーズについて。
サンアントニオにはメジャースポーツではNBAのスパーズしかチームが無いのですが、数年前までの20年近くの王朝は都市への貢献度も非常に大きいですね。
グレッグ・ポポビッチ、ティム・ダンカン入団以来「最も地味で最も成功した」チームとして5度の優勝をし、1998年から2000年代を彩りました。ビッグ3をはじめ名プレーヤー達が変わるがわる王朝を支えました。
黄金期の始まりは確実に1997年のティム・ダンカンの入団から。前年、リーグ最高級プレーヤーのデビッド・ロビンソン(1987年入団)が試合に出れず低迷したスパーズは、ダンカンを1位指名する事ができ、最強インサイドを結成しました。
その時からコーチはポポビッチでしたね。ダンカンの指名は、全く迷う事が無かったそうです。ポポビッチのユニークな発言はこちら。
“Key to success? Draft Tim Duncan,After that, stay alive.”
成功の鍵?ティム・ダンカンをドラフトしたら、後は生きてればOKだ。
その後はトニー・パーカーやマヌ・ジノビリの入団と共に本格的にビッグ3時代。個人的にはジノビリにも一度はファイナルMVPがあって良かった気もします。
また、スパーズといえば優秀なサポートキャスト達。2000年代でいえば、
- ブルース・ボウエン
- スティーブン・ジャクソン
- スティーブ・スミス
- ヒドゥ・ターコルー
- ブレント・バリー
- マイケル・フィンリー
- ロバート・オーリー
- リチャード・ジェファーソン
等フォワードだけでもいぶし銀だらけで枚挙に暇がありません。
常にセンターは役割が限られていたイメージも。ケビン・ウィリスやディアゴ・スプリッターなんかはスパーズにカラーにピッタリでしたね。
現役では2011年入団のカウイ・レナードが時の人となり、2015年にはラマーカス・オルドリッジも加入しました。またパティ・ミルズは昨年までチームリーダーでありファンフェイバリットでした。
昨年までは2018年にレナードと電撃トレードされ加入したデマー・デローザンが率いてましたが、皆現在は在籍しておらず、今シーズンからは完全な世代交代を行いました。
そしてそんな今シーズンの戦績は、現在9勝15敗でリーグ25位。低かった下馬評通りで注目されずらいですが、試合を見ると躍動する若手が多く実はエキサイティングなチームになっています。スパーズ伝統のカラーに、若手のエネルギーが良い形でミックスされている感じですかね。
チーム平均得点は108,3得点でリーグ12位。面白いのは内訳です。
- 平均FG成功数 -43本でリーグ1位
- 3p成功数 -10,3本でリーグ29位
- 3pt試投数 -29,2本でリーグ最下位
- FT成功数 -12本でリーグ最下位
- FT試投数 -17本でリーグ最下位
アウトサイドはあまり打たないスタイルでなおかつフリースロー数も少ないながら、得点はリーグ12位と現代バスケスタイルにおいてかなり特殊な気がしますね。更に
- アシスト数-27,9でリーグ2位
- ターンオーバー-13,1でリーグ5番目に少ない数字
といったスタッツの内容。
そしてディフェンス。平均失点は107,7でリーグ12位。なんと平均得点を下回っているのです。調べてみると、勝った9試合は平均15,5点差を付けて勝っており、負けた15試合は平均9,5点差で負けているという内訳でした。
まだ時期尚早には違いないですが、競った試合のクローザーがいればもう少し勝っていそうな印象ですね。
チームの主力は
- ケルドン・ジョンソン(21)
- デビン・バッセル(21)
- ロニー・ウォーカー4世(22)
- ヤコブ・パートル(26)
- デリック・ホワイト(27)
- ダグ・マクダーモット(29)
と20代が多いです。
そしてこの若きチームを束ねるのが、在籍5年でチーム最長となるデジャンテ・マレー(25)です。長い手足と高い身体能力を持つ、オールラウンドなPGです。
得点(18,9)アシスト(8,5)スティール(1,9)でチームをリードし、リバウンド(8,4)もチーム2位。紛れもなく今シーズンのスパーズのリーダーであり最重要プレーヤーと言えます。
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スタッツで言えば、以前紹介しましたハッスル・スタッツでは、DEFLECTIONも2位と元々ディフェンスに定評がある選手。
スリーポイントも成功率は34,2%ながら、平均4,2本を放っており今シーズンはコンプリートプレーヤーとなるべく加速をしています。
そんなマレーは、シアトルで育ちましたがハードな環境だった様です。下記マレーのコメント。
“I got active in the streets at 11 years old,” said Murray. “When I mean active in the streets, not just on the corner. They knew my name when I got on the block.”
11歳の頃にはやんちゃをしていた。ただの一角で、では無くエリア全体で知られていた。
Murray said his mother was “in and out of the penitentiary” when he was a child. He said by the age of four or five he knew what every drug was.
母は刑務所を出入りしていて、5歳になる頃にはドラッグの種類を認識していた。
しかしバスケットボールを続けていく中で才能も認められていき、ある時から同じくシアトル出身のジャマール・クロフォードらとの交流を機にバスケットボールに集中していく様になります。
その後はワシントン大学で1年過ごした後NBAドラフトへ。ここでも過去の行いが懸念される事となります。
“I get promised by multiple teams that I’m going lottery and then the day comes, and I get judged for stuff I did when I was 13, 14, 15 and I felt some type of way,” said Murray. “But I was thankful to get picked. I was thankful that a team believed me and they didn’t judge me. The Spurs said all I see is a young kid who needs guidance, who needs help, needs a chance. So they gave me that chance.”
いくつかのチームがロッタリーでの指名を約束してくれていた。しかし当日は13-15歳の頃の行いを(ギャングメンバーであったのでは?と)懸念されたんだ。その中(29位で)指名してくれたスパーズには感謝している。私の事を1人の青年、ただ正しいガイダンスが必要なだけと言って、信じて指名してくれたんだ。
そんなスパーズの期待に応え今では最長在籍となるマレー。期待に応える活躍を見せており、個人的には次世代のMr トリプルダブルとなるのでは、と大きく期待をしております。
まだプレーオフ出場の可能性もあるのではと思われるスパーズと、オールスター級となった不動のリーダー、マレーに注目です。
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