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こんにちは!IBです。
シーズンも佳境となりましたが、現段階でプレイオフ進出は難しいチームもドンドンと出てきますね。
近年はプレイインというフォーマットが適用されており、シーズン10位まではプレイオフを勝ち上がる可能性が残されています。各カンファレンス、
- 7位と8位で試合 → 勝者は第7シード、敗者はプレイイン2回戦進出
- 9位と10位で試合 → 勝者はプレイイン2回戦進出、敗者はシーズン終了
- プレイイン2回戦 → 勝者は第8シード、敗者はシーズン終了
というフォーマットですね。シーズン7位のチームが損する気分にはなりそうですが。イーストではホークスやネッツ、ウエストではペリカンズやレイカーズ、スパーズなどが形成逆転するチャンスのある形式です。
プレイインも難しいチームについても、今シーズンは目立ったタンクなどは無い様に見えます。
しっかり主力を試合に出して来年以降どれだけ早く浮上出来るを見据えてプレイしていますよね。
その為、プレイオフには出れずとも意外と見応えがあります。この時期になるとどういった戦略を取るのか見てみたくなるチーム方針も気になりますし、若手スターがとんでもスタッツを急に残したりもしますね。
ちょうど先日気になったチームが、デトロイト・ピストンズです。
ピストンズは今季20勝55敗、オーランド・マジック/ヒューストン・ロケッツに並びリーグ全体の最下位タイとなっています。
ピストンズと言えばエースのジェラミ・グラント、新人王候補のケイド・カニングハムをはじめ期待の若手だらけで構成されたチームですが、その中で突然51得点の大爆発を見せたプレーヤーがいました。2年目のサディック・ベイです。
シャーロット出身のベイは201cm,98cmの22歳のスモールフォワードです。ポートランド・トレイルブレイザーズのジョシュ・ハートやフェニックス・サンズのミケル・ブリッジズなど良いスモールフォワードを続々排出している、ビラノバ大学出身の選手ですね。
2020年1巡目、19位でピストンズに指名され入団しました。1年目から70試合出場(53試合は先発)平均27分出場、12,2得点と活躍しオールルーキー1stチーム、新人王投票では4位となりました。
今年のスタッツは
- 75試合スターター
- 出場平均33,7分
- 16,3得点
- 5,7リバウンド
- 2,9アシスト
- 0,9スティール
- 0,2ブロック
- FG39,7%
- 3pt34,5%
と、攻守共にバランスの良いオールラウンドなプレーヤーです。ピストンズにおいては3番手オプションの位置を確立しています。
とはいえ50得点というとNBAでも稀で、バリバリのエーススコアラーが叩き出すような数字です。そんな中でのベイの51得点はone of most unlikely 50-point games in NBA history(NBAの歴史でも最も予想するのが難しかった50得点だ)と報じられています。
記事によると、過去に50得点を記録した選手の中でも、
50点記録時点でのキャリアハイのシーズン得点数値(ベイは16,3得点)
は歴代で下から数えて7番目であるとのこと。
- テレンス・ロス(10,9得点)
- トニー・デルク(12,3得点)
- コーリー・ブリュワー(13,0得点)
- ブランドン・ジェニングス(15,5得点)
など、「突然爆発して50得点を記録した」類のプレーヤーとなりました。
余談ですがジェニングスなんか懐かしいですね。抜群のスター性で、当時ルーキーながら55得点を突如叩き出し、クイックでスピードのあるプレイスタイルはアレン・アイバーソン以来のカリスマかと思わせてくれました。
ベイの話に戻り、彼の武器はボールコントロールもポストアップもこなすオールラウンドなスキルですね。更にはしっかりとした体格に、高いシュート力が備わっています。
シーズン平均こそ35%程度ですが、51得点を記録した日はスリーポイントを10本沈めました。高さもありながらかなりのクイックリリースなので、チェックがしずらいので本人がノッてくると取られないタイプである事が分かりましたね。
ピストンズからすればこれからのスター候補であり安定したスコアラーに成長したベイへの期待は高まる一方ですね。
そんな彼は少し独特で、少年期からアメコミのバットマンの世界において、悪役のジョーカーが大好きだったそう。ジョーカーのシーンのサウンドリストを聞くのが好きだった様です。
そしてその悪役メンタリティはNBAで生きることになっている様です。今シーズン、オーランドで51得点、ミルウォーキーで34得点などアウェイゲームに強いベイはこう語ります。
“Being on the road, I feel like the world is against me,”
“Even though fans are probably just trying to enjoy the game, I feel like everyone is against us as a team.”
アウェイの試合では、世界が敵の様に感じるんだ。
ファンは試合を楽しもうとしているだけだと思うけど、僕は会場の全員が敵の様に感じるんだ。
なかなか闘志剥き出しというか、アウェイでのパフォーマンスの理由の1つである様な気がしますね。
チームメイトとの空気は非常に良好で、若いチームらしいエネルギーを感じます。試合後のインタビューではお決まりの水かけで、今年不調のピストンズの数少ない明るいニュースとなりました。
今後のケイド・カニングハムや有力な若手達とどこまで躍進出来るか、期待の選手です!
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