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ノーマン・パウウェルが気づいたカワイ・レナードの違い

Los Angeles Clippers
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AJです。

ロサンゼルス・クリッパーズがカワイ・レナードを獲得してから早4年目になる2022-2023シーズン。

ポール・ジョージとの共闘もマトモに評価できないまま3年が過ぎたわけで、この4年目は両者にとっても重要な意味を持つ一年になりそうです。

これまでのように怪我を繰り返せば彼ら中心のチームで構成する事に疑問が大きくなりますし、2人の相性がうまくマッチしてくれなければ尚更です。

今のクリッパーズにとって、今シーズンに前向きな結果を残せるかどうかは大きな課題になるだろうと予想できます。

オフシーズンには同じく故障で長らく試合から離れていたジョン・ウォールを獲得し、これまた期待と不安が入り混じった補強になりました。

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しかし個人的にはとても良い獲得だと思います。

故障をしなかったとしてもプレイマネジメントを自らすると予想されるカワイが定期的に抜ける事を考えた場合、コート上でリーダーになれる存在を安価で獲得できた事は大きいです。

昨季までならその立場は得点面も合わせてレジー・ジャクソンでしたが、彼の今季の年棒が約1100万ドル。

そのほぼ半額で保険を置けると考えればとても良い買い物だったと思います。(ウォールは2年約1300万ドルの契約)

入団時はレジー・ジャクソンとジョン・ウォールどちらがスタメンに起用されるかわからないとされていましたが、プレシーズンでは全く問題ない活躍を見せてくれているウォール

やはり、まだウォールはスタメンであって欲しいですねー

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先日行われたティンバーウルブズとのプレシーズンゲームでは20分弱の出場で20得点と、プレイヤーとして未だハイクオリティーであることを見せつけてくれました。

ウィザーズ時代と比べるとスピードは遅くなったようにも感じられますが、速さは十分ディフェンダーを翻弄しています。

故障明けのシーズンですから抑えている部分もあるのかもしれませんね。

カワイ・レナードが最後にプレイした2020-2021シーズンと比べて、メンツも随分オフェンシブな選手が揃いました。

トップの2人がPGとカワイだから当然かもしれませんが、リーグの中で最も優良フォワードを揃えているチームと言って良さそう。

昨シーズントレードでチームにやってきたガードフォワード、ノーマン・パウウェルもその戦力の1人です。

カワイ・レナードとは2019年にラプターズで優勝した年にチームメイトだった選手だけに他の選手よりも関係は出来上がっていると思いますが、

それだけに、パウウェルからはカワイの微妙な変化に気づいた部分があったようです。

si.com

メディアに対しては寡黙で無愛想として知られているカワイ・レナードですが、ロッカールームで選手たちに対する彼はとても陽気な人だと言われています。

ラプターズ時代もパウウェル含めたチームメイトに「ロッカールームではとても茶目っけのある男」とメディアに対する態度とのギャップが認知されていた彼ですが、今年のメディアデーでは以前よりメディアとの接し方が近くなっているように感じられます。

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ジョン・ウォール「おいカワイ!俺のコレクションにニューバランスのシューズが欲しいんだけど」

カワイ・レナード「もちろんあった方が良い。キミのコレクションは少し多様性を広げたほうが良いかな。まあコービーを沢山持ってるみたいだから十分だけど」

WALL “Hey Klaw, hey Klaw, hey Klaw. I need a couple of New Balances.”

KAWHI “Oh New Balances for sure. You gotta spread out your collection a little bit.

They Kobes so.. You good.”

-Media Day

なんか話がかみ合ってないように感じるけど、カワイがチームメイトとコミュニケーションを取っている事がわかるだけでファンにとっては収穫でしょうか笑

特に、大勢のメディアがいる中でチームメイトとの関係性を想像させれる行動を取るのは彼にとって大きな変化が起きているように感じられます。

その事についてラプターズ時代のカワイを知っているパウウェル自身も同じ印象を受けているようです。

「そうだね、確実に以前との違いを感じるよ。

性格の面で見たら、チームメイトと接している間笑ったりチームメイトに話しかける事が増えた印象がある。

トロントでそうじゃなかったってわけじゃないけど、毎日コートにきてコミュニケーションを取ることを楽しんでいるように感じるね。」

“Yeah, I definitely see a different Kawhi out there,” Powell said before Saturday’s practice.

“Personality wise, you know, laughing more, just being out here and the moments we have as a team coming together, you definitely see more interaction, him talking to everybody. Not to say that he wasn’t in Toronto, but you definitely see some joy in him when he steps on the floor and interacts with the guys day in and day out.”

-Norman Powell, SI.com
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ヘッドコーチのティロン・ルーもカワイ・レナードの振る舞いの違いを感じていると言い、チームの中でコミュニケーションを積極的に取るようになっている事が見受けられます。

しかしパウウェル曰く本人は意識的に行動を変えた訳ではないと言います。

無意識的にそういった行動が取れるようになっているのは、もしかしたらホームタウンでプレイできる満足感からかもしれませんし、自分のチームという自覚があるからかもしれません。

それでもカワイのこういった積極性はチームにとても良い影響をもたらしているとパウウェルは言っています。

「彼は自分でもその変化に気づいてないと思うけど、チームのフランチャイズプレイヤーが積極的にコミュニケーションを取ってきてくれるのはチームに良い影響を与えてくれる。

座って熱いスピーチをいちいち聞かなくたって効果があるよ」

“He doesn’t even know that he’s doing that, but to see your superstar, your franchise player interactive and doing things… those are things that feed a team without even having to sit down and and give a motivational speech.”

-Norman Powell, SI.com
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メディアデーでのプレスカンファレンスでも、記者との会話を深堀りして話してくれている感じがしますね。

特にオフコートでの音楽活動やドクターJとのプライベートな会話など、以前の彼からはなかなか聞き出せないようなことを詳細に話してくれていたのは少し意外です。

それもこれも自分のチームとしての自覚からの無意識な変化か、復帰する今年が大事な年と考えている覚悟からの変化なのかも。

何にせよ、強いチームは得てしてチームの仲が良いことがほとんど。チームメイト間が上手くいっていないとコートでも影響はあるということですね。

その最低条件はすでにクリアしていそうな事が彼周りの行動や発言で分かっただけでも、ファンにとっては朗報でしょうか。

まだまだ不安要素が多いクリッパーズですが、カワイ・レナードがコート上でどれだけバーバルコミュニケーションを取るようになるか?

どれだけリーダーシップが発揮されてもコート上では寡黙なままな気がしますが、チームメイトに必死で話しかけている彼もいつか見てみたいですね。

https://www.clipsnation.com/2022/10/10/23397131/paul-george-happy-as-los-angeles-clippers-number-two-behind-kawhi-leonard-nba

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