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こんにちは!IBです。
本日は、今年躍進したシカゴ・ブルズの原動力、デマー・デローザンについて。
今年8月で33歳を迎えるデローザンは、今年13シーズン目にしてキャリアハイの平均得点を記録し、一時期はMVP声補にも名前が上がっていた198cmのシューティングガードです。
キャリア初期はダンカーとして知られ、2年目以降はミッドレンジでの脅威的なスコアラーとして、そしてスパーズへ移籍して以降はプレイメーカーとしてリーグ有数の選手となりました。
そして迎えた今年、ブルズでは彼の集大成となり、とりわけリーグトップの勝負強さとリーダーシップも兼ね備えた真のスーパースターとなった印象です。
数々のゲームウイナーや、「35得点をFG50%以上で7試合以上連続で記録した」ウィルト・チェンバレン以来の快挙も成し遂げました。
今シーズンの第4クウォーターでの得点はなんとリーグ1位。
- デマー・デローザン 8,3得点(FG54,6%)
- ヤニス・アンテトクンポ 8,1得点(FG55,9%)
- レブロン・ジェームス 7,9得点(FG48,7%)
- ジェイソン・テイタム 6,5得点(FG45,3%)
- ステフィン・カリー 6,3得点(FG44,7%)
- ジョエル・エンビード 6,0得点(FG47,6%)
と、「ここ1番で欲しい得点力」でリーグでもダントツの存在感を見せています。
シューティングガードにしてこの確率は異常なレベルに思えますよね。
またチームメイトのザック・ラビーンも5,9得点(FG47,8%)で7位に入っており、このダブルエースの勝負強さがブルズの魅力なのは間違いありません。
そんなデローザンはとにかくクール、そしてハードワークでタフな性格で有名。
ギャングの多いコンプトンという街で育ち、親友や親戚の死なども経験し難しい時間を過ごしたデマーですが、彼の父親は家族想いでかつ厳格だった様子。
バスケットボールに打ち込む様に、とにかく継続をする事、諦めない事、更には泣き言を言うなといった叱責もあるほど厳しく育てていた様子。
口癖は”NEVER BREAK”(絶対にくじけるな)という言葉であった様で、後にデマーは「父は私の全てだった」と尊敬の念を隠しません。
そんなデマーはパーティにも行かず、お酒も絶対に飲まず、何があっても朝早くから練習に打ち込み、バスケットボールを本気で続けていた様です。
そして辛い事があった時ほど、試合で活躍するクセがあるのだとか。彼のメンタリティが表れている発言がこちら。
“Growing up in an urban community, you supposed to fail, you know?” he says. “So, for me, it’s like, well if I’m supposed to fail, well, fuck it. What do I need to lose? If I’m going to fail, well, let me go at it as hard as I can.”
都市部で育っていれば、失敗なんていくらでもあるだろう。何かが上手くいかなくても、「それがどうした?」って感じだ。失う物はない。最大限、死に物狂いで取り戻すだけだ。」
彼のたたずまい、勝負強さの意味がわかる言葉ですよね。単なる言葉では無く、人生を通して教訓としている様な強さを感じます。
ちなみにスーパースターとなり連夜試合をしていく日々の今でも、試合の後にジムに戻り夜中シューティングをする事があると語っていました。
本人は不思議な習性だ、と言っていましたがとんでもないストイックさです。
そんなデローザンに率いられたブルズは序盤こそイーストの首位争い常連でしたが、最終的には46勝36敗でイースト6位。
今年のブルズは良いところばかりではなく、なんとシーズンでは
イーストトップ3(ヒート、セルティックス、バックス/シクサーズ タイ)
ウエストトップ3(サンズ、グリズリーズ、ウォリアーズ)
には1勝18敗と勝てていないのです。ロンゾ・ボールやパトリック・ウィリアムズなどの故障での欠場も大きかったですが、層の厚さがトップチームとの違いかもしれません。
その為、プレイオフで勝ち上がれるかは常に疑問視をされていました。
そんな中で迎えたプレイオフでは初戦から、ディフェンディングチャンピオンのミルウォーキー・バックスとのシリーズを戦っています。
苦しい戦いが予想されましたがゲーム2ではシーズンを通して、バックスからは初の勝利を先日勝ち取りました。
この時もデローザンの大活躍ありきでの勝利でしたね。凄まじい勝負強さでした。
またこの試合でキーとなったのはアレックス・カルーソ。
ディフェンスに冷静な判断にファーストブレイクに、すっかり頼れるポイントガードとして、チームに勢いをもたらすムードメーカーとなりました。
ゲーム4は、クリス・ミドルトンとジョージ・ヒルを欠くバックスに痛恨の敗北。
ヤニスのプレイの精度は驚きで、止める術を見つけられませんでした。
やはりブルズだけでは無いですが、「ヤニス・ストッパー」は今後のNBAの課題となりそうなくらい毎年アンストッパブルに磨きがかかります。
先日触れた、アトランタ・ホークスのオコングの様なプレーヤーが今後日の目を浴びてくるのではないかと想像します。
ここで1勝3敗と追い込まれたブルズですが、まだまだ諦めないであろうデローザン。
“Just stay positive, first and foremost. You can’t show panic, especially any veteran guys, you can’t show panic,” DeRozan told reporters. “You gotta understand that where there’s a will, there’s a way. You still got an opportunity, all it takes is one game at a time, and we still have an opportunity.”
ポジティブで居続ける事だ。焦ってはいけない、特にベテランとしては落ち着いていないといけない。まだやるべき事があるんだ。チャンスはあるし、まずは目の前の1勝をする事だ。まだチャンスはある。
今回はデマー・デローザンのメンタリティを紹介いたしました。今シーズンリーグでも最も勝負強い男の、逆襲に期待です。
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