こんにちは、AJです。
NBAファイナルの話もそこそこに、他の28チームは水面下で来シーズンに向けて着々と準備を進めているのは皆さんもご存知の通り。
今回いの一番に動きが出たのがダラス・マーベリックスとヒューストン・ロケッツでしたね。
この記事では
- トレードアセットの内容・大手メディア評価
- ロケッツがクリスチャン・ウッド放出に踏み切った理由
- 今回のトレードで予想できるロケッツのチーム作り
について、メディア意見はもちろん、私見とともに書いていきます。
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トレードアセットの内容・大手メディア評価
まず報道されたトレードアセットは以下の通りです↓
マブス獲得:クリスチャン・ウッド(Christian Wood)
ロケッツ獲得:ボバン・マリヤノビッチ、スターリング・ブラウン、トレイ・バーク、2022年26位指名権
マブスはプレイオフで大躍進をしたとは言えるものの、同時にウォリアーズに大きな溝があることを知らしめられたばかり。
一方ロケッツは大リビルディング中ということでトレードが成立しました。
成立したとは言っても、厳密に言うと正式にトレードが行われるのはドラフトデーになります。いわゆるステッピンルールの関係ですね。
直近の評価でウィナー(得したチーム)は明らかにマブス。マブスは今回26位指名が1番のトレード材料だったと言えるほど、トレードされたメンバー3人はチームでプレイタイムを十分貰っていませんでした。
ローテーションに入っていなかった選手を使ってオールスター候補になるポテンシャルを持つ選手をゲットしたのはお得だったと言えるでしょう。
大手メディアではロケッツの評価はほとんどがB評価。
| ESPN | CBS Sports | Sports Illustrated |
| B+ | B+ | B |
評価を読んだ感覚では大体”75点”って感じでしょうか。
今回のトレードのみで評価できるアクションではなく、迫る2022年ドラフトでの決断によっても批評が変わる意味合いが強いトレードだったということでした。
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なぜロケッツはクリスチャン・ウッドを手放したのか?
そもそも昨シーズン前の2020年にFAでウッドを獲得したロケッツ。
怪我人が続いた当時のデトロイト・ピストンズでプレイタイムを得てからオールスタースタッツを記録し、リーグ内で目立った存在になった後での獲得でした。
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それでも圧倒的安価な契約(3年4100万ドル)での獲得に成功したロケッツ。
そのプレイレベルと比較すればとてもお得な契約になったと思いますが、なぜここでトレードに踏み切ったのでしょうか?
理由は単純に言えば、”ウッドより中心にしたい選手が見つかったから”でした。
今年のロケッツを観ていれば、シーズン後半、明らかにチームの中心がルーキーのジェイレン・グリーンに移り変わっていったのが分かります。
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ウッドと共に中心になっていくと予想されていたケビン・ポーターのPG起用も2年目になり板に付き、おそらくこの2人をチームに据えていくつもりだろうことが見て取れました。
一方ウッドも良い活躍はしていたと思いますが、問題視されたのは主にディフェンス面だったようです。
獲得時から不安視はされていた部分ではありましたが、シェングンとのフロントコートコンボに解決を見出していたロケッツ。
しかしディフェンスも含め納得のいく改善には結びつかなかったみたいですね。
CBSによると、チームとしては元々ラッセル・ウエストブルックとジェームス・ハーデンのサポートキャストとしてウッドを獲得したつもりだったそうです。
確かに彼ら2人のスクリーナー役にウッドがなっていたら…あの1年より成功していたかも。
それが昨シーズン開始前後に2人ともトレード要求に乗り出され、元々の予定が崩れていたという背景からしても、ロケッツにとってはそれほどウッドに執着はなかったのかもしれません。
しかしマブスが獲得に盛り上がりを見せていることからも分かるように、リーグ内では間違いなく評価を受けている選手です。
なかには次世代のシャック&コービーになるか?とまで言う人達もいるくらいです。
さすがにシャックのレベルというにはまだ時期尚早ですが、昨シーズンのスタッツでもそのオールラウンドぶりを発揮していることがわかります。
| Christian Wood | MIN | PTS | FG% | 3P% | FT% | REB | AST | BLK |
| 2021-2022 | 30.8 | 17.9 | 50.1% | 39.0% | 62.0% | 10.1 | 2.3 | 1.0 |
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特にリバウンド10.1、スリーポイント39.0%という数字はマブスにとって魅力的。
ウォリアーズと競り負けた明らかな部分がアウトサイドシュート力とリバウンド力ですから、そこがカバーされることが期待できる彼の獲得にファンが盛り上がるのは納得です。
そんな彼を欲しいチームが多数いたことはシーズン中から報道されていました。
その中のトレードオファーから比較しても、今回マブスから得た見返りは少し物足りなく感じます。
シーズン中からトレードに合意しておけばより良い見返りを得ることができたと思いますが、それをしなかったのは今年の上位ドラフトピックが欲しかったから。
3位指名権を確定させ、安全確認してからの放出になったのだと判断されています。
それでもマブスからはもっとゲットできた気もしますが、今回26位指名権を獲得したことによりロケッツは1巡目に指名権を3つ保有することになるのは重要なところ。
元々ウッドを放出する心づもりだったなら、契約が終わる来シーズン終了時点までにトレードを実行しなければいけません。でないと見返りなくFAマーケットに送ることになってしまいますからね。
そのタスクを早々とクリアしとく妥協点としては、26位指名権獲得はアリだったということでしょうね。(ルール上厳密にはマブスに指名権を保持し、ロケッツの好きな選手を指名してもらうことになります)
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クリスチャン・ウッドを手放した事で予想できるロケッツの今後の方向性
今回ウッドを放出した事でチームの方向性がより明確化しました。
ひとつは前述もした通りグリーン(+ケビン・ポーターJr.)への期待。
そしてアルペラン・シェングンへのプレイタイムの確保。
シェングンについて以前書いたものがこちらですが、AJも彼にかなり期待しちゃっている1人です↓
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これは昨シーズンウッドとの相性問題と共にずっと議論されていた部分でした。
チームはシェングンの非凡なプレイスタイルにも将来性を感じていて、今回のウッド放出でシェングンによりプレイタイムを与える確約がされた形になります。
そしてもうひとつは、今年のドラフトでトップ指名に予想されているチェット・ホルムグレン、ジャバリ・スミス、パオロ・バンケロの誰かを指名する事です。
ウッドとシェングンの組み合わせを失敗と判断したロケッツ。
今回ウッド放出によりフロントコートの枠を空けたことで、遠慮なく今年の有力ドラフト候補を狙うことができます。
このドラフトピック上位予想の3名はクリスチャン・ウッドの身長と同じ6’10″(208センチ)かそれ以上(ホルムグレンだけ213センチ)
26歳のウッドからもうひと段階若い世代のドラフトで補強を図るのは、再建段階のトライアンドエラーとしては良い回転の仕方だと思います。
若干見切りが早いようにも思いますが…今年のトップ指名候補が珍しくフォワード揃いのこの状況なら十分アリ!
ESPNやCBSなど大方の予想では今のところパオロ・バンケロを獲得する可能性が高いと予想されていますね。
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どの選手を獲得するとしても面白くなるとは思いますが、個人的にもパオロの獲得が1番成功しそうな選択だと思います。
彼の力強いプレイスタイルはシェングンのクリエイティブなプレイとも相性が良さそう。
指名権は3位なので、もし本当にこの3人から選ぶのだとすると、誰を獲得できるかは完全に上位指名権を持つマジックとサンダー次第になります。
しかしマジックは学生時代でもチームメイトジェイレン・サグスがいることを含めてホルムグレンを真っ先に指名される事が有力視されていますし、
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実はパオロ、本人がシアトル出身だったことからチームのOKC移転がとても嫌だったらしく、1番行きたくないチームはOKCサンダーと以前言及した過去があります笑
もちろん今の気持ちが変わらず同じでいるかは分かりませんし、OKCが元々ジャバリ・スミスもしくはホルムグレンを好むと予想されていること、わざわざチームにいたがらない可能性のある選手を獲得するリスクを取る理由はないことなどからも、彼を避ける可能性の方が高そう。
そして先日パオロ自身からも、直接的な言い方は避けているもののロケッツにラブコールを送っているように見える場面がインタビューでありました。
「ヒューストンも含めてトップ3指名で自分の名前が聞けたらとてもありがたいことだと思う。
彼らは再建中で(加わるには)とても良いシチュエーション。そこに自分も一部として入れてくれることがあるならとても嬉しいことだ。」
“I mean I’ll be blessed to hear my name called by any of the top 3, Houston included.
I think they got a good situation that they’re building, and if they were to add me to that and made me a part of it, it would be a blessing.”
さらにロケッツのメインになる2人との関係性もあることを軽く話しています。
「彼ら2人はとてもスキルフルで才能のある選手だよ。
2人とも昔から知っている。ケビンは地元が同じだし、ジェイレン(グリーン)は高校時代の早い段階からキャンプとかで良く一緒になった。」
“Those two extremely skilled, extremely talented players.
Both who I’ve known for a while.
Kevin being from the same city. Jalen just known him since early high school years going to camps and stuff.”
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プライベートな部分で見ても、ロケッツが獲得するメリットはありそうですね。
彼が獲得できなかったとしても、トップ3位指名予想をされているフォワードから誰かを取るのはほぼ確実。
ケビン・ポーターJr.
ジェイレン・グリーン
エリック・ゴードン(ジェイショーン・テイト)
ドラフト3位指名選手
アルぺラン・シェングン
このラインナップを中心に動いていくのが当面のリビルディングプランでしょうか。
あとはジョン・ウォール、エリック・ゴードンを見返りに誰を獲得してくるかが大事なところ。
なんかゴードンは残るような気もしますが。
ジョン・ウォールの去就も気にはなってしまいますが、とりあえずこの若手ラインナップの挑戦を観れると思えば、来シーズンロケッツを追う価値は十分あります!
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まとめ
今回のトレード、ロケッツ側への主要メディアからの評価は上々でした。むしろ思ったより良かったですね。
ロケッツ側からすると少し見返りが足りない気もするけど、この評価には数日後のドラフト結果も加味されています。
1巡目3位・17位・26位を同じ年に確保したシチュエーションは現在のリビルディングにはとても好ましいです!
クリスチャン・ウッドを手放したのは、他にメインとして扱っていく選手の台頭、 その選手たちとの相性が噛み合わないまま将来有望なフォワード選手を獲得できるタイミングになったことが理由と考えられます。
元々ハーデンとラス用に獲得したという話もあり、ウッドへの執着はそれほどなかったのかもしれません。
放出するとしたら見返りを取れる来季終了までにというタスクを早くクリアにさせたのは再建への方向性をつけるために良い判断だったのかも。
これによりグリーン、ケビン、シェングン、続くドラフト3位指名選手を中心に再建を図る事が予想されます。
獲得に最も有力視されているのはパオロ・バンケロ。本人もなんとなーくロケッツ行きを希望しているだけあって、これが実現したらなかなか楽しみなチームが誕生しますね!
他に参考にした記事:
https://theathletic.com/3368591/2022/06/16/christian-wood-rockets-mavericks-trade/

https://www.cbssports.com/nba/news/




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