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ケビン・ラブのヒート加入の経緯って?

Cleveland Cavaliers
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はじめに

こんにちは!IBです。

本日は先日クリーブランド・キャバリアーズとのバイアウトが成立し、

マイアミ・ヒートと契約したケビン・ラブについて。

背番号は久しぶりに42番を着用するとの事。

ヒートのラストピースとなりえるとも言われている、この契約の背景について!

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キャブスでの出来事

ラブは2008-2009シーズンにデビューしティンバーウルブスで6シーズン、キャブスでは9シーズンを過ごした15年目のベテランです。

2016年はキャブスでNBAチャンピオンとなり、オールスターにはキャリアで5回、オールNBAセカンドチームには2回選出された輝かしいキャリアを誇る34歳の選手ですね。

2011年にはリバウンド王、2012年にはスリーポイントコンテストに優勝とコート上どこからでも貢献できる長所を併せ持つ、希少価値の高いパワーフォワードとして有名です。

もちろんNBAチャンピオンに貢献したシーズンを含む9年を過ごしたキャブスとファンからは、愛される存在です。

それはバイアウトがあっても変わらず、キャブズはラブの背番号0番を永久欠番とすることを発表しました。

そんなラブですが、キャブスでの今シーズンは苦しい時間が続きました。

今シーズンの出場の少なさについては、「右手親指のケガ(ひび、骨折)以来の低調」「キャブスの未来構想」が大きく影響していそうです。

下記はそれぞれの要因について触れている現地記事。

A thumb fracture Love suffered in November seems to have changed this effectiveness. Since Nov. 19 when he suffered the injury, Love has shot 31% from three and 54% at the rim with an effective field goal percentage of 46%. Those numbers are significantly below his normal career levels.

(2/18時点)11月の親指のケガは、ラブの効率性を低下させている。11/19 にケガを負って以来、3Ptが31%、ゴール周辺からは54%の成功率となっている。ラブのキャリア平均からはかなり低い数字となっている。

(エフェクティブフィールドゴールパーセンテージは複雑な指標の為改めて説明いたします)

Kevin Love’s Buyout With The Cleveland Cavaliers, Explained
It hasn’t been completed yet, but the Cleveland Cavaliers and Kevin Love are reportedly working through a contract buyout. Let's explain all angles of it.

The 34-year-old power forward hasn’t seen a minute of league action since the Cavs lost to the New York Knicks ,103-105, on January 24. 

34歳のラブは2023/1/24 のニックスへの敗戦以来、プレイをしていない。

‘He is out of the rotation to make room for Dean Wade,’ tweeted Cleveland.com’s reporter Chris Fedor.’There was a conversation between J.B. [Bickerstaff] and Kevin about that recently. Even though it was difficult, it’s what was best.

SFのディーン・ウェイドの出場時間を増やし戦力とする為、ラブはローテーションを外れている。ラブとHCのビッカースタッフも話し合いを続けていた。結論づけるのは難しいが、今は最善策を取っている状況だ。

Kevin Love is out of Cavaliers rotation ahead of NBA Trade Deadline
The 34-year-old hasn't played for the Cavs in six games, since they lost to the New York Knicks, 103-105, on January 24. Love was part of the only Cavs team to ...

キャブスとしても前述の通りラブは愛すべきプレーヤーであり,ないがしろにしようという気持ちはもちろん無かったと思います。

またチーム状況のためにもトレードを模索はしたのではないかと思われますが、

恐らくはキャブスが欲しがるプレーヤーを獲得するためには、ドラフトピックもつけなければ成立しないといったケースが強いられていたのではないでしょうか。

個人的には、キャブスは上手くハマればイースタンの王者も狙える戦力を有している気がするので、ラブの離脱やローテーション外となる事自体が非常に残念な気持ちもあります。

しかしチームとしての最善の判断、そしてラブとしての最善の判断がしっかりと納得性があった上で、今回の移籍に至ったのだと信じたいところです。

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ラブはまさにヒートが求めていた選手

新たに加入したヒートですが、これは非常に良いシチュエーションのチームを選んだような気がしますね。

ヒートといえば近年プレイオフに向けて調子を上げていくチーム。

記憶も新しい2019-2020シーズン、「BUBBLE」でのイースト王者となったシーズンからコアメンバーは大きくは変わっておりません。

それ故、常に優勝を目標とするヒートですが、課題とされていたのは

「バム・アデバヨを補完するインサイド陣の充実」

「フロアスペースを広げるシューター」

とされており、万全の状態であればどちらの課題も改善してくれる存在がラブなのかもしれません。

下記も現地記事より。

One team that desperately needs frontcourt depth is the Heat, especially after they traded away Dewayne Dedmon in one of their only trade deadline moves.

インサイドの充実が明らかに必要なチームは、マイアミ・ヒートだ。特に、トレードデッドラインでの唯一の動きが有力センターのドウェイン・デッドモンを放出した事だったことからも。

As a team, Miami is one of the worst shooting squads in the league, as their 33.4 three-point percentage is 28th in the league. This is a huge need for them.

(2/17時点)チーム全体では、リーグ内でもアウトサイドシューティングは最も悪い位置にいる。スリーポイントは33,4%とリーグでも28番目の数字である。ラブの獲得は大きな進歩になりえる

Why Heat must sign Kevin Love after Cavs buyout
The Heat must sign Love if the Cavs end up buying him out

インサイドの課題はもちろん分かります。

でもなんだか、シューティングの問題に関してはヒートといえばアウトサイドが滅法強い印象だったので意外ではあります。

ダンカン・ロビンソンやマックス・ストゥルース、ゲイブ・ビンセントといった期待のシューター陣が期待通りのパフォーマンスではないのかもしれませんね。

こんな今シーズンの課題も「解決する可能性がある」選手を探していたのでしょう。

ここでラブが経験を活かし活躍し始めれば、元々イケイケ気質なシューター陣も相乗効果が狙える気がします。

優勝経験も含め、未だトップレベルのシューター/リバウンダー(タッチダウンパサー)であるラブはチーム全体の底上げに対する貢献も絶大になりそうな予感がします。

ヒートにとってラブの獲得は、ファインプレイではないでしょうか。

既に絶好調の様子なので、この時期に加入しプレイオフに向けどういった貢献を見せるか注目せざるをえません!

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キャリアベストシーンを少しだけ振り返る

改めてラブが成し遂げたことを絞りに絞って3つだけ、印象点で振り返りたいと思います。(振り返り切れない程のハイライトを残している選手です。。)

まずは、NBAで残した各スタッツのキャリアハイ。(1試合同時に、ではございません)

  • 得点:51得点
  • リバウンド:31本
  • アシスト:10本
  • スティール:4本
  • ブロック:4本

まあとんでもない。特に31リバウンド、この試合は31得点も記録したモンスターゲームでした。

そして次に、2016年のNBAファイナルで見せたステフィン・カリーへの勝負所でのディフェンス

当時世界一オフェンス力のあるガードに対してインサイドのラブがスイッチしたシーン。

NBAファイナル第7戦、92-89とキャブスリードで残り40秒程度といったこの場面でもカリーは2度、3度と波状攻撃を仕掛けました。

しかしラブが平面のディフェンスでも何度も守り切り、キャブスが残り20秒台でボールポゼッションを手にすることに。

実質このプレイが優勝を決めたといっても過言ではないかもしれません。

クリーブランドのファンからすれば、忘れられない貢献ではないかと思います!

そして2016年11月には、第1Qで34得点を記録するという球団記録を樹立しました。

この爆発力もラブの魅力です。

簡単に言えるものではなく、とんでもないレベルの爆発力ですが。

シューティングの安定性、正確さに加え、波にのれる性質である事もプレイオフでのXファクターとしての期待が止まりませんね。

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まとめ

キャブスでの素晴らしいキャリアを送りながら、バイアウトから現代の強豪マイアミ・ヒートと契約したラブ。

ヒートでは、優勝へのラストピースとなる予感すら感じさせます。

本来のポテンシャルやチームとのフィットを考えると、どうしても注目のチームとなるのではないでしょうか。

今シーズン、ヒートにとって最も大きい補強であったかもしれませんがそれはチームカルチャーを重んじるが故かもしれませんね。

文句のない補強をした、ヒートに今後大注目です!

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